フジノバブル（1999年生、母ドントヒットオンミー）

フジノバブル（1999年5月5日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は青鹿毛。種牡馬のバブルガムフェロー（当時6歳）と交配したドントヒットオンミーが7歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は三木田牧場。戦績は、中央平地1戦0勝、地方21戦2勝2着3回。主な勝ち鞍は2001年のセカンドトライ。

経歴

デビュー前

当歳のとき、三木田頼嗣から「セレクトセールサラブレッド当歳」に上場されたが主取りとなった。1歳のとき、三木田頼嗣から「北海道8月市場サラブレッド2歳」に上場され、藤井五三によって535.5万円で落札された。

利国彦一厩舎（西脇）へ入厩。

2歳（2001年）

5月22日、デビュー戦は岩田康誠騎手を鞍上に据えて、2歳（園田ダート820m 雨/重）に出走。馬体重は463kg。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったダイトクゴールデンからクビ差の2着に惜敗した。

6月19日、中3週で迎えた2戦目は、2歳F1（園田ダート820m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で岩田康誠騎手（1戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったダイトクゴールデンからクビ差の2着に甘んじた。

7月25日、中4週で迎えた3戦目は、2歳戦のセカンドトライ（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で岩田康誠騎手（2戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったバンバーイヤーから約14馬身差の2着に敗北した。

8月22日、中3週で迎えた4戦目は、平松徳彦騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のセカンドトライ（園田ダート1400m 晴/不良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月10日、中6週で迎えた5戦目は、2歳戦のセカンドトライ（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は岩田康誠騎手（3戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のリネンシスターに3/4馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

3歳（2002年）

6月19日、約8か月半の休養明けで迎えた6戦目は、谷川真生騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。端をきる形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はバテてしまい10着に敗れた。

7月2日、中1週で迎えた7戦目は、3歳以上C1（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で谷川真生騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではもうひとつ伸びを欠き、3着に終わった。

7月16日、中1週で迎えた8戦目は、小牧太騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C1（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。12頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入った。

8月14日、中3週で迎えた9戦目は、3歳以上B1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は岩田康誠騎手（4戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のロングビエントに1馬身の差をつけて2勝目を獲得した。

8月25日、中1週で迎えた10戦目は、3歳以上500万下の筑紫特別（小倉芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は小牧太騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい4着に終わった。

9月26日、中4週で迎えた11戦目は、3歳以上A2（園田ダート1700m 雨/良）に出走。鞍上は谷川真生騎手（2戦0勝）。12頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は脚勢が衰えて11着に敗れた。

11月26日、中8週で迎えた12戦目は、椎堂特別（園田ダート1700m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で谷川真生騎手（3戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには加われず7着に敗れた。

4歳（2003年）

4月30日、約5か月の休養明けで迎えた13戦目は、阪急観光バス特別（園田ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で谷川真生騎手（4戦0勝）。11頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では見せ場を作れず11着に終わった。

5月13日、中1週で迎えた14戦目は、4歳以上B1（園田ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で谷川真生騎手（5戦0勝）。8頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では伸びが鈍く8着に終わった。

6月4日、中2週で迎えた15戦目は、城下町いずし特別（園田ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で谷川真生騎手（6戦0勝）。12頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では脚が上がってしまい11着に終わった。

6月18日、中1週で迎えた16戦目は、新冠町レ・コード館特別（園田ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で谷川真生騎手（7戦0勝）。11頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。最後は失速してしまい11着に終わった。

7月2日、中1週で迎えた17戦目は、下原理騎手を鞍上に迎えて、丹波さんなん漢方の里特別（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。11頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に飲まれ5着に敗れた。

7月16日、中1週で迎えた18戦目は、永島太郎騎手を鞍上に迎えて、阪急高速バス特別（園田ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、で馬群を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は勢いを失って7着に敗れた。

7月29日、中1週で迎えた19戦目は、3歳以上B2-2（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で永島太郎騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、で馬群を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では終いが甘くなり、3着に終わった。

8月20日、中2週で迎えた20戦目は、リフレッシュパーク市川特別（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で永島太郎騎手（2戦0勝）。11頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚が続かず、4着に終わった。

9月4日、中1週で迎えた21戦目は、3歳以上B1-2（姫路ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で永島太郎騎手（3戦0勝）。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず4着に終わった。

9月25日、中2週で迎えた22戦目は、田中学騎手を鞍上に迎えて、3歳以上B1-1（園田ダート1700m 雨/不良）に出走。10頭立ての10番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず8着に終わった。