トークトゥハー（2012年生、母プリティーサンサン）

トークトゥハー（2012年4月22日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のカネヒキリ（当時10歳）と交配したプリティーサンサンが16歳のときに産んだ9番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）畠山牧場。戦績は、地方26戦2勝2着3回。主な勝ち鞍は2015年のおおいぬ座特別(一般C2一)。

経歴

デビュー前

1歳のとき、畠山牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、大石正によって262.5万円で落札された。

鈴木啓之厩舎（大井）へ入厩。

2歳（2014年）

8月29日、デビュー戦は柏木健宏騎手を鞍上に据えて、2歳（大井ダート1000m 曇/不良）に出走。馬体重は481kg。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。先手を取り、少し速いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、カイジンソーニヤに交わされて3馬身差の2着となった。

9月16日、中2週で迎えた2戦目は、笹川翼騎手を鞍上に迎えて、2歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。11頭立ての3番人気で大外11番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい6着に敗れた。

10月2日、中1週で迎えた3戦目は、楢崎功祐騎手を鞍上に迎えて、2歳（大井ダート1200m 曇/良）に出走。14頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では瞬発力に富んだ末脚を披露し、3着に入った。

10月24日、中2週で迎えた4戦目は、2歳（大井ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は笹川翼騎手（1戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びを欠き7着に敗れた。

3歳（2015年）

3月19日、約5か月の休養明けで馬体重を前走から19kg増やして迎えた5戦目は、小林拓未騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1200m 雨/不良）に出走。14頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。最後はタレてしまい12着に敗れた。

4月8日、中2週で迎えた6戦目は、3歳（大井ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は笹川翼騎手（2戦0勝）。13頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず6着に敗れた。

4月21日、中1週で迎えた7戦目は、3歳（大井ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で笹川翼騎手（3戦0勝）。13頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では矢のような伸び脚で急追したが、抜け出したアンイモンにクビ差届かず2着となった。

5月21日、中3週で迎えた8戦目は、3歳（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で笹川翼騎手（4戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では途轍もない末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のバシルーラに2馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

7月10日、中6週で迎えた9戦目は、3歳戦のはまなす特別（大井ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で笹川翼騎手（5戦1勝）。15頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではいい脚を見せられず7着に敗れた。

7月31日、中2週で迎えた10戦目は、3歳（大井ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で笹川翼騎手（6戦1勝）。14頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではビュッと切れる脚を見せたが、伸びてきたフジヤマイサン決め手に屈してクビ差の2着に惜敗した。

8月15日、中1週で迎えた11戦目は、3歳戦のききょう特別（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で笹川翼騎手（7戦1勝）。13頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず5着に敗れた。

9月18日、中4週で迎えた12戦目は、3歳戦の江戸川区特別（大井ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で笹川翼騎手（8戦1勝）。13頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

10月2日、中1週で迎えた13戦目は、3歳戦の週末めとろポリシャン賞（大井ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は8戦連続で笹川翼騎手（9戦1勝）。16頭立ての4番人気に推されて8番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では天賦の負けじ魂を発揮してゴールまで勇戦したが、5着に終わった。

10月15日、中1週で迎えた14戦目は、つる座特別（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は柏木健宏騎手（1戦0勝）。14頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では脚が残っておらず9着に敗れた。

11月6日、中2週で迎えた15戦目は、安藤洋一騎手を鞍上に迎えて、うさぎ座特別（大井ダート1400m 晴/稍重）に出走。14頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では伸びが鈍く8着に終わった。

11月27日、中2週で迎えた16戦目は、おおいぬ座特別（大井ダート1800m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で安藤洋一騎手（1戦0勝）。13頭立ての11番人気で14番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では目の覚めるような末脚を弾けさせて先頭をうかがい、最後は2着のバトルヴィゴーレを半馬身振り切って2勝目を挙げた。

12月25日、中3週で迎えた17戦目は、サンタクロース特別（大井ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で安藤洋一騎手（2戦1勝）。16頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり8着に終わった。

4歳（2016年）

1月13日、中2週で迎えた18戦目は、一般C1四五（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で安藤洋一騎手（3戦1勝）。13頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず11着に終わった。

2月9日、中3週で迎えた19戦目は、矢野貴之騎手を鞍上に迎えて、一般C1四五（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。14頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず9着に終わった。

5月18日、約3か月半の休養明けで迎えた20戦目は、千田洋騎手を鞍上に迎えて、一般C1四五六（大井ダート1600m 内回り晴/重）に出走。13頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず9着に終わった。

6月7日、中2週で迎えた21戦目は、上田健人騎手を鞍上に迎えて、一般C1四五六（大井ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では全く伸びず12着に終わった。

6月29日、中2週で迎えた22戦目は、一般C1四五六（大井ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は安藤洋一騎手（4戦1勝）。12頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚に勢いがなく10着に終わった。

8月25日、中7週で迎えた23戦目は、岡田大騎手を鞍上に迎えて、睡蓮特別（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。12頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位には届かず10着に終わった。

9月14日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた24戦目は、ハンデ戦のテレ玉バッハプラザ特別（浦和ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で岡田大騎手（1戦0勝）。11頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では末脚にキレが無く9着に終わった。

10月18日、中4週で迎えた25戦目は、秋麗特別（浦和ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で岡田大騎手（2戦0勝）。11頭立ての11番人気で大外11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず11着に終わった。

11月9日、中2週で迎えた26戦目は、保園翔也騎手を鞍上に迎えて、芝山町特別（船橋ダート1600m 晴/稍重）に出走。13頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では末脚に勢いがなく13着に終わった。