メイストーム（1985年生、母ミステイテームズ）

メイストーム（1985年3月27日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は芦毛。種牡馬のノーザンディクテイター（当時11歳）と交配したミステイテームズが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）明和牧場。戦績は、中央平地7戦2勝2着1回。1987年の芙蓉特別(オープン)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

富田六郎厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1987年）

8月22日、デビュー戦は菅野昭夫騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（新潟芝1000m 小雨/重）に出走。馬体重は470kg。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではいい脚を見せられず4着に敗れた。

9月5日、中1週で迎えた2戦目は、3歳新馬（新潟芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で菅野昭夫騎手（1戦0勝）。7頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。端をきり、平均的なペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では勢いよく末脚を伸ばして楽々と抜け出し、最後は2着のヤングソネラに3馬身の差をつけて初白星を挙げた。

10月3日、中3週で迎えた3戦目は、田村正光騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンの芙蓉特別（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。非常に速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを先頭で通過。直線では持ち前のガッツで最後まで踏ん張ったが、サクラチヨノオーに交わされて2馬身半差の2着となった。

11月7日、中4週で迎えた4戦目は、3歳400万下の白菊賞（東京芝1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で田村正光騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では最後まで息が続かず7着に敗れた。

11月29日、中2週で迎えた5戦目は、3歳400万下（東京ダート1600m 曇/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は3戦連続で田村正光騎手（2戦0勝）。7頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。前に出て、ややハイペースでレースを引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が悪くなり7着に敗れた。

12月20日、中2週で迎えた6戦目は、3歳400万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で田村正光騎手（3戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚勢がやや衰え、3着に終わった。

3歳（1988年）

1月10日、中2週で迎えた7戦目は、4歳400万下の七草特別（中山ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で田村正光騎手（4戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では生得の持続力で渋太く粘り込んで先頭に立ち、最後は2着のホープユアホープをクビ差振り切って1着ゴールを果たした。