ケージーヒトメボレ（2009年生、母ケージービューティ）

ケージーヒトメボレ（2009年2月28日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「冠名＋一目惚れ」。毛色は栗毛。種牡馬のジャングルポケット（当時11歳）と交配したケージービューティが17歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）岩見牧場。戦績は、中央平地9戦0勝2着2回、地方8戦0勝。

経歴

デビュー前

小島茂之厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2011年）

10月8日、デビュー戦は松岡正海騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（東京芝1600m 晴/良）に出走。馬体重は450kg。18頭立ての15番人気で10番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張り、5着に入り込んだ。

12月18日、中9週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、C.ウィリアムズ騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中山芝2000m 晴/良）に出走。18頭立ての7番人気で大外18番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では最後まで息が続かず9着に敗れた。

3歳（2012年）

1月14日、中3週で迎えた3戦目は、三浦皇成騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。15頭立ての5番人気で14番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では鋭い脚を使えず9着に敗れた。

6月2日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた4戦目は、嶋田純次騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝1600m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。18頭立ての9番人気で大外18番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では見せ場を作れず9着に敗れた。

7月7日、中4週で馬体重を前走から10kg戻して迎えた5戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（福島ダート1150m 雨/不良）に出走。鞍上は松岡正海騎手（1戦0勝）。16頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず6着に敗れた。

8月11日、中4週で迎えた6戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（新潟ダート1200m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で松岡正海騎手（2戦0勝）。13頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではパワフルな末脚を発揮し、3着に入った。

8月25日、中1週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で松岡正海騎手（3戦0勝）。15頭立ての5番人気で大外15番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では勝負根性が光る走りを見せたが、伸びてきたメイショウムロト決め手に屈して半馬身差の2着となった。

9月1日、連闘で迎えた8戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で松岡正海騎手（4戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて15番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では一際目立つ伸び脚で猛進したが、伸びてきたヒカルランナー決め手に屈してハナ差の2着に甘んじた。

9月22日、中2週で迎えた9戦目は、3歳未勝利（中山ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で松岡正海騎手（5戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では終いが甘くなり、4着に終わった。

10月31日、中5週で迎えた10戦目は、今野忠成騎手を鞍上に迎えて、一般C1（船橋ダート1000m 晴/重）に出走。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず10着に敗れた。

11月7日、連闘で迎えた11戦目は、秋桜特別（川崎ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で今野忠成騎手（1戦0勝）。14頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では末脚に勢いがなく12着に敗れた。

11月20日、中1週で迎えた12戦目は、的場文男騎手を鞍上に迎えて、向寒特別（浦和ダート1600m 晴/稍重）に出走。11頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では脚が残っておらず6着に敗れた。

12月6日、中1週で迎えた13戦目は、烈風スプリント（船橋ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で的場文男騎手（1戦0勝）。11頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

12月13日、連闘で迎えた14戦目は、万両特別（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は今野忠成騎手（2戦0勝）。12頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線ではいいところがなく12着に終わった。

12月25日、中1週で迎えた15戦目は、ハンデ戦のクリスマス特別（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は的場文男騎手（2戦0勝）。12頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず6着に終わった。

4歳（2013年）

1月8日、中1週で迎えた16戦目は、詠音誕生記念（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で的場文男騎手（3戦0勝）。12頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず9着に終わった。

1月16日、連闘で迎えた17戦目は、水仙特別（浦和ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で的場文男騎手（4戦0勝）。11頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず9着に終わった。