ターフメモリーラン（1994年生、母オグリパーク）

Turf Memory Run

1994.04.17

ターフメモリーラン（1994年4月17日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のオグリキャップ（当時9歳）と交配したオグリパークが7歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（有）稲葉牧場。戦績は、中央平地14戦0勝2着2回、地方1戦0勝。

経歴

デビュー前

ターファイトクラブにて総額1,700万円（34万×50口）で一口馬主が募集された。

諏訪富三厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1997年）

1月7日、デビュー戦は岩戸孝樹騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（中山ダート1200m 晴/重）に出走。馬体重は446kg。16頭立ての16番人気で12番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで走り切り、4着に入り込んだ。

1月19日、中1週で迎えた2戦目は、4歳新馬（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岩戸孝樹騎手（1戦0勝）。13頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず8着に終わった。

2月8日、中2週で迎えた3戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（東京ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で岩戸孝樹騎手（2戦0勝）。14頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では鋭い脚を使えず9着に終わった。

3月16日、中4週で迎えた4戦目は、田中勝春騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳未勝利（中山ダート1200m 雨/不良）に出走。16頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位には割り込めず9着に敗れた。

4月6日、中2週で迎えた5戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（中山ダート1800m 雨/不良）に出走。鞍上は岩戸孝樹騎手（3戦0勝）。15頭立ての11番人気で14番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず8着に終わった。

4月27日、中2週で迎えた6戦目は、伊藤暢康騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（新潟芝1600m 外回り 晴/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見せ場を作れず6着に敗れた。

5月18日、中2週で迎えた7戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（新潟芝1400m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は岩戸孝樹騎手（4戦0勝）。14頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで走り切り、4着に入り込んだ。

6月15日、中3週で迎えた8戦目は、4歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岩戸孝樹騎手（5戦0勝）。16頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では天性の闘志でゴールまで力闘したが、5着に終わった。

6月29日、中1週で迎えた9戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（福島芝1800m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で岩戸孝樹騎手（6戦0勝）。16頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。最後はバタバタになってしまい13着に終わった。

7月19日、中2週で迎えた10戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（新潟芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で岩戸孝樹騎手（7戦0勝）。18頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではしぶとく脚を伸ばしたが、抜け出したフジワンリサコに半馬身届かず2着となった。

8月2日、中1週で迎えた11戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（新潟芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で岩戸孝樹騎手（8戦0勝）。16頭立ての6番人気で15番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを8番手で通過。直線では強靭な末脚を披露し、4着に入った。

8月23日、中2週で迎えた12戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（新潟芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で岩戸孝樹騎手（9戦0勝）。18頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張ったが、6着に終わった。

10月11日、中6週で迎えた13戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（福島芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で岩戸孝樹騎手（10戦0勝）。16頭立ての5番人気で大外16番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切り、3着に入った。

11月6日、中3週で迎えた14戦目は、3歳戦のマルチユース特別（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で岩戸孝樹騎手（11戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月16日、中0週で迎えた15戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で岩戸孝樹騎手（12戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では迫力十分の伸び脚で追い上げたが、抜け出したエタンセルに半馬身届かず2着に敗北した。