ハギノカイザー（1983年生、母ホクエイカイザー）

経歴

デビュー前

3歳（1986年）

2月1日、デビュー戦は4歳新馬（京都芝1400m 曇/良）に出走。馬体重は426kg。鞍上は原田聖二騎手。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では一際目立つ伸びを見せたが、勝ったダイナスパートにねじ伏せられてハナ差の2着に甘んじた。

2月16日、4歳新馬（京都芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で原田聖二騎手。15頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では切れ味光る末脚を繰り出し、3着に入った。

3月16日、4歳未勝利（阪神ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で原田聖二騎手。13頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では切れ味光る末脚を発揮したが、3着に終わった。

3月30日、4歳未勝利（阪神芝1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で原田聖二騎手。18頭立ての2番人気に推されて17番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、6着に終わった。

4月13日、4歳未勝利（阪神ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で原田聖二騎手。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではシャープな伸び脚で猛進したが、伸びてきたノースゴッド決め手に屈して半馬身差の2着に敗北した。

4月27日、4歳未勝利（京都芝1400m 小雨/良）に出走。鞍上は安田隆行騎手。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず5着に敗れた。

5月18日、4歳未勝利（阪神ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は原田聖二騎手。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

6月1日、4歳未勝利（阪神ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は安田隆行騎手。12頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るイセホーライを目の覚めるような末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて勝利を掴み取った。

6月15日、4歳400万下（中京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で安田隆行騎手。16頭立ての7番人気で15番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを10番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず最後はウルトラボーイと並んで7着同着となった。

7月12日、4歳以上400万下の不知火特別（小倉芝1800m 曇/不良）に出走。鞍上は原田聖二騎手。9頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では決め手が足りず9着に終わった。

11月30日、4歳以上400万下（中京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で原田聖二騎手。16頭立ての6番人気で14番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では決め手が足りず6着に敗れた。

12月14日、4歳以上400万下（中京ダート1700m 小雨/良）に出走。鞍上は安田隆行騎手。16頭立ての4番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では見所を作れず8着に敗れた。

4歳（1987年）

7月18日、4歳以上400万下の不知火特別（小倉芝1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は上野清章騎手。10頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら5番手で通過。直線では末脚を伸ばせず6着に終わった。

8月2日、4歳以上400万下（小倉芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で上野清章騎手。15頭立ての3番人気に推されて大外15番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず7着に敗れた。

8月8日、4歳以上400万下（小倉芝1700m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で上野清章騎手。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではビュッとキレる脚で追い上げたが、勝ったタイフェスタに詰め切れず、1馬身半差の2着となった。

8月22日、4歳以上400万下の指宿特別（小倉ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で上野清章騎手。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず5着に敗れた。

9月5日、4歳以上400万下（小倉芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で上野清章騎手。13頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では豪快な末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のオーゴンフレンドに2馬身の差をつけてトップでゴールへと飛び込んだ。