ユウキチュモン（2010年生、母ユウキフォーティ）

ユウキチュモン（2010年4月13日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋高句麗の建国者名より」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のキングヘイロー（当時15歳）と交配したユウキフォーティが14歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）高橋ファーム。戦績は、中央平地3戦0勝、地方7戦2勝。主な勝ち鞍は2013年の玉山区夏まつりレース(B2一)。

経歴

デビュー前

服部利之厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2013年）

2月9日、デビュー戦は秋山真一郎騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都ダート1200m 晴/稍重）に出走。馬体重は476kg。16頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では閃光の如き末脚を発揮し、3着に入り込んだ。

2月23日、中1週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で秋山真一郎騎手（1戦0勝）。16頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではいいところがなく9着に敗れた。

4月10日、中6週で馬体重を前走から20kg減らして迎えた3戦目は、丸野勝虎騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の八重桜賞（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では伸びが劣勢になり10着に敗れた。

5月11日、中3週で馬体重を前走から26kg戻して迎えた4戦目は、中井裕二騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟ダート1200m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では見せ場を作れず15着に敗れた。

6月17日、中4週で馬体重を前走からさらに14kg増やして迎えた5戦目は、陶文峰騎手を鞍上に迎えて、3歳C1一（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、でレースを進める。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、前で粘るエティエンヌを鮮烈な末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて初白星を挙げた。

6月30日、中1週で迎えた6戦目は、木村暁騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の百日草レース（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、で集団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では伸びが甘くなり、3着に終わった。

7月13日、中1週で迎えた7戦目は、3歳B2（盛岡ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は陶文峰騎手（1戦1勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではもうひと伸びが足りず、3着に終わった。

7月28日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた8戦目は、3歳戦の玉山区夏まつりレース（盛岡ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は木村暁騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら2番手で通過。直線では凄まじい末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のエティエンヌに2馬身の差をつけて2勝目を収める

8月26日、中3週で馬体重を前走から18kg戻して迎えた9戦目は、ハナキリンレース（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で木村暁騎手（2戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では見所を作れず8着に敗れた。

9月23日、中3週で馬体重を前走から12kg絞って迎えた10戦目は、一般B2九（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は陶文峰騎手（2戦1勝）。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではいいところがなく6着に敗れた。