セイカビリケン（1999年生、母イブキアームレット）

セイカビリケン（1999年4月25日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋福の神像」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のサンシャインフォーエヴァー（当時14歳）と交配したイブキアームレットが15歳のときに産んだ8番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は山際辰夫。戦績は、中央平地9戦0勝、地方4戦0勝。

経歴

デビュー前

1歳のとき、山際辰夫から「北海道8月市場サラブレッド2歳」に上場され、久米誠によって525万円で落札された。

稲葉隆一厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2002年）

3月3日、デビュー戦は池田鉄平騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山ダート1800m 曇/良）に出走。馬体重は458kg。16頭立ての16番人気で11番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では稲妻の如き末脚を発揮し、3着に入り込んだ。

3月17日、中1週で迎えた2戦目は、3歳新馬（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で池田鉄平騎手（1戦0勝）。16頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では目立つような脚を使えず7着に終わった。

3月30日、中1週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で池田鉄平騎手（2戦0勝）。16頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く8着に終わった。

4月20日、中2週で迎えた4戦目は、梶晃啓騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1600m 曇/良）に出走。16頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では末脚がパッとせず13着に終わった。

5月4日、中1週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1800m 小雨/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は池田鉄平騎手（3戦0勝）。10頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では目立つような脚を使えず4着に終わった。

6月1日、中3週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で池田鉄平騎手（4戦0勝）。16頭立ての14番人気で5番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では末脚に勢いがなく12着に終わった。

6月22日、中2週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（福島芝1800m 曇/稍重）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は3戦連続で池田鉄平騎手（5戦0勝）。16頭立ての13番人気で1番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず6着に終わった。

7月7日、中1週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（福島芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で池田鉄平騎手（6戦0勝）。16頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを5番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力闘し、5着に入り込んだ。

8月4日、中3週で迎えた9戦目は、3歳未勝利（新潟芝2000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は5戦連続で池田鉄平騎手（7戦0勝）。15頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線では末脚が冴えず9着に敗れた。

12月10日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から15kg増やして迎えた10戦目は、御神本訓史騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1490m 内回り曇/不良）に54kgの軽斤量で出走。12頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず12着に終わった。

12月28日、中2週で迎えた11戦目は、酒井忍騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1490m 内回り晴/良）に54kgの軽斤量で出走。12頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり12着に終わった。

4歳（2003年）

1月17日、中2週で迎えた12戦目は、山田信大騎手を鞍上に迎えて、4歳（大井ダート1590m 内回り晴/良）に出走。12頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位争いには絡めず10着に終わった。

2月4日、中2週で迎えた13戦目は、佐藤祐樹騎手を鞍上に迎えて、4歳（大井ダート1590m 内回り曇/良）に出走。14頭立ての13番人気で2番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く13着に終わった。