イナリ（2019年生、母ペルルクロシュ）

経歴

デビュー前

1歳のとき、ディアレストクラブから「北海道セプテンバーセールサラブレッド1歳」に上場され、田中英昭によって220万円で落札された。

木村健厩舎（園田）へ入厩。

2歳（2021年）

6月10日、デビュー戦は笹田知宏騎手を鞍上に据えて、2歳（園田ダート820m 晴/良）に出走。馬体重は395kg。6頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず3着に終わった。

7月8日、中3週で迎えた2戦目は、2歳（園田ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で笹田知宏騎手（1戦0勝）。7頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず3着に敗れた。

7月29日、中2週で迎えた3戦目は、2歳（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で笹田知宏騎手（2戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

8月13日、中1週で迎えた4戦目は、佐々木世麗騎手を鞍上に迎えて、2歳（園田ダート1400m 雨/不良）に50kgの軽斤量で出走。12頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。端に立ち、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のシェナパリに4馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

9月2日、中2週で迎えた5戦目は、2歳戦のアッパートライ（園田ダート1400m 雨/重）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で佐々木世麗騎手（1戦1勝）。7頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい3着に敗れた。

9月23日、中2週で迎えた6戦目は、牝馬限定2歳地方重賞の園田プリンセスカップ（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で佐々木世麗騎手（2戦1勝）。11頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では末脚が冴えず9着に終わった。

10月20日、中3週で迎えた7戦目は、2歳（園田ダート1400m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で佐々木世麗騎手（3戦1勝）。7頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず3着に終わった。

11月10日、中2週で迎えた8戦目は、2歳戦のアッパートライ（園田ダート1700m 曇/重）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は5戦連続で佐々木世麗騎手（4戦1勝）。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走したが、3着に終わった。

12月8日、中3週で迎えた9戦目は、2歳戦のアッパートライ（園田ダート1700m 曇/重）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は6戦連続で佐々木世麗騎手（5戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では全く伸びず7着に敗れた。

12月22日、中1週で迎えた10戦目は、大山真吾騎手を鞍上に迎えて、2歳（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。12頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では見せ場を作れず11着に終わった。

3歳（2022年）

1月20日、中3週で迎えた11戦目は、牝馬限定3歳地方重賞の兵庫クイーンセレクション（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は笹田知宏騎手（3戦0勝）。12頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では息の長い末脚を繰り出し、4着に入り込んだ。

2月24日、中4週で迎えた12戦目は、牝馬限定3歳戦の兵庫（姫路ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で笹田知宏騎手（4戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず4着に敗れた。

3月10日、中1週で迎えた13戦目は、3歳地方重賞の兵庫ユースカップ（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は大山真吾騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい9着に終わった。

4月6日、中3週で迎えた14戦目は、川原正一騎手を鞍上に迎えて、3歳A（園田ダート1230m 晴/良）に出走。6頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい5着に終わった。

4月20日、中1週で迎えた15戦目は、3歳A B（園田ダート1400m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は佐々木世麗騎手（6戦1勝）。4頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい4着に終わった。

8月25日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から17kg増やして迎えた16戦目は、3歳以上C1（園田ダート1230m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐々木世麗騎手（7戦1勝）。12頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では末脚に勢いがなく12着に終わった。

9月7日、中1週で迎えた17戦目は、山本聡哉騎手を鞍上に迎えて、エキサイティングジョッキー賞（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。12頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず11着に終わった。

9月28日、中2週で迎えた18戦目は、3歳以上C1二（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は佐々木世麗騎手（8戦1勝）。9頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず8着に終わった。

10月12日、中1週で迎えた19戦目は、3歳以上C1（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で佐々木世麗騎手（9戦1勝）。12頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では脚が残っておらず12着に終わった。

11月22日、中5週で迎えた20戦目は、赤津和希騎手を鞍上に迎えて、東毛酪農63℃賞（浦和ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての12番人気で大外12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず12着に終わった。

12月22日、中3週で迎えた21戦目は、大原優乃来場記念（浦和ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で赤津和希騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で大外10番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい9着に終わった。