サボテンブラザーズ（2008年生、母ローランハビーバ）

Saboten Brothers

2008.01.30

サボテンブラザーズ（2008年1月30日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のデビッドジュニア（当時6歳）と交配したローランハビーバが10歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）宮内牧場。戦績は、地方9戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2011年の3歳。

経歴

デビュー前

2歳のとき、宮内牧場から「ひだかトレーニングセールサラブレッド2歳」に上場されたが主取りとなった。

橋本和馬厩舎（小林）へ入厩。

2歳（2010年）

11月8日、デビュー戦は的場文男騎手を鞍上に据えて、2歳（大井ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は481kg。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。端を取り切り、ややハイペースでレースを引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前のタフネスで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったトラッパニに詰め切れず、8馬身差の2着に敗北した。

12月2日、中2週で迎えた2戦目は、2歳（大井ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で的場文男騎手（1戦0勝）。14頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では速い脚を持続できず、5着に終わった。

12月28日、中3週で迎えた3戦目は、2歳（大井ダート1500m 内回り 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で的場文男騎手（2戦0勝）。11頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天資の敢闘精神でゴールまで力戦したが、4着に終わった。

3歳（2011年）

1月31日、中4週で迎えた4戦目は、3歳（大井ダート1600m 内回り 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で的場文男騎手（3戦0勝）。11頭立ての3番人気で10番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、スローペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一歩一歩着実に末脚を伸ばして、最後は2着のカンタベリーウィンに1馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

2月18日、中2週で迎えた5戦目は、森泰斗騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の若獅子特別（大井ダート1700m 曇/不良）に出走。12頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、緩やかなペースでレースを牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい11着に終わった。

3月9日、中2週で迎えた6戦目は、3歳（大井ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は的場文男騎手（4戦1勝）。12頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい8着に敗れた。

8月25日、約5か月半の休養明けで馬体重を前走から15kg増やして迎えた7戦目は、3歳（大井ダート1600m 内回り 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で的場文男騎手（5戦1勝）。10頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず10着に終わった。

9月13日、中2週で迎えた8戦目は、御神本訓史騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。14頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では見せ場なく14着に終わった。

9月26日、中1週で迎えた9戦目は、3歳（大井ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で御神本訓史騎手（1戦0勝）。14頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後はガス欠状態になり14着に終わった。