コウセイバクシン（2001年生、母グラーダムリンダ）

コウセイバクシン（2001年3月2日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋父名の一部」。毛色は鹿毛。種牡馬のサクラバクシンオー（当時12歳）と交配したグラーダムリンダが13歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は鈴木武蔵。戦績は、中央平地11戦0勝、中央障害8戦0勝。

経歴

デビュー前

吉永正人厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2003年）

7月12日、デビュー戦は吉永護騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（福島芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は464kg。16頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天資のガッツでゴールまで力戦し、3着に入った。

8月3日、中2週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で吉永護騎手（1戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり6着に敗れた。

11月9日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた3戦目は、2歳未勝利（福島芝1200m 小雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉永護騎手（2戦0勝）。16頭立ての8番人気で13番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず11着に敗れた。

12月14日、中4週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた4戦目は、2歳未勝利（中山ダート1200m 晴/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は4戦連続で吉永護騎手（3戦0勝）。16頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では見所を作れず14着に敗れた。

3歳（2004年）

3月14日、約3か月の休み明けで迎えた5戦目は、3歳未勝利（中京芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で吉永護騎手（4戦0勝）。16頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず15着に終わった。

4月17日、中4週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（中山芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で吉永護騎手（5戦0勝）。14頭立ての14番人気で11番ゲートからスタート。端に立つ形となり、極端なスローペースで馬群を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はバテてしまい9着に終わった。

5月2日、中1週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（東京芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で吉永護騎手（6戦0勝）。8頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はバテてしまい8着に終わった。

5月22日、中2週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（東京芝2000m 曇/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で吉永護騎手（7戦0勝）。10頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く8着に終わった。

9月5日、約3か月半の休み明けで迎えた9戦目は、3歳未勝利（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で吉永護騎手（8戦0勝）。11頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい10着に終わった。

9月25日、中2週で迎えた10戦目は、3歳未勝利（札幌芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で吉永護騎手（9戦0勝）。16頭立ての16番人気で10番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを14番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く14着に終わった。

4歳（2005年）

7月31日、約10か月半の休み明けで馬体重を前走から32kg増やして迎えた11戦目は、野元昭嘉騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の都井岬特別（小倉芝1800m 晴/良）に出走。8頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では鋭い脚を使えず8着に終わった。

8月27日、中3週で迎えた12戦目は、沢昭典騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（新潟障害芝2850m 外→内晴/良）に出走。14頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。11着に終わった。

9月25日、中3週で迎えた13戦目は、障害3歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 曇）に出走。鞍上は2戦連続で沢昭典騎手（1戦0勝）。14頭立ての14番人気で6番ゲートからスタート。9着に終わった。

10月1日、連闘で迎えた14戦目は、鈴木慶太騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 晴）に57kgの軽斤量で出走。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。5着に終わった。

10月23日、中2週で迎えた15戦目は、障害3歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は沢昭典騎手（2戦0勝）。14頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。7着に敗れた。

11月6日、中1週で迎えた16戦目は、障害3歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3000m 曇）に出走。鞍上は2戦連続で沢昭典騎手（3戦0勝）。14頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。8着に終わった。

12月18日、中5週で迎えた17戦目は、江田勇亮騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 晴）に出走。14頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。3着に入った。

5歳（2006年）

1月14日、中3週で迎えた18戦目は、障害4歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 曇）に57kgの軽斤量で出走。鞍上は鈴木慶太騎手（1戦0勝）。14頭立ての7番人気で13番ゲートからスタート。9着に敗れた。

2月18日、中4週で迎えた19戦目は、障害4歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3000m 晴）に57kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で鈴木慶太騎手（2戦0勝）。14頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。競走中止となった。