イワクニ（2019年生、母チャオプラヤ）
Iwakuni
2019.04.17
イワクニ（2019年4月17日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「山口県の地名。馬主の故郷」。毛色は鹿毛。種牡馬のハービンジャー（当時13歳）と交配したチャオプラヤが9歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者はオリエント牧場。
経歴
デビュー前
1歳のとき、オリエント牧場から「北海道セレクションセールサラブレッド1歳」に上場され、清水義徳によって1,210万円で落札された。
宗像義忠厩舎（美浦）へ入厩。
2歳（2021年）
10月16日、デビュー戦は丸田恭介騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京芝1800m 小雨/良）に出走。馬体重は468kg。18頭立ての6番人気で13番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではあとひと伸びが足りず、6着に終わった。
11月6日、中2週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（東京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で丸田恭介騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後はバタバタになってしまい8着に終わった。
3歳（2022年）
2月6日、約3か月の休養明けで迎えた3戦目は、菅原明良騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝1600m 晴/良）に出走。16頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では天性の負けじ心を発揮してゴールまで力闘し、4着に入り込んだ。
2月26日、中2週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で菅原明良騎手（1戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて10番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では天稟の負けん気を発揮してゴールまで力走したが、5着に終わった。
3月20日、中2週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（中山芝1600m 外回り 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で菅原明良騎手（2戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、4着に終わった。
4月10日、中2週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（中山芝1600m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で菅原明良騎手（3戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて14番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では鮮やかな伸び脚で猛追したが、抜け出したサトノレーヴに半馬身届かず2着に敗北した。
5月7日、中3週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（東京芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で菅原明良騎手（4戦0勝）。18頭立ての2番人気に推されて大外18番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では鮮やかな伸び脚で急追したが、抜け出したラッキークローバーにクビ差届かず2着に甘んじた。
5月29日、中2週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で菅原明良騎手（5戦0勝）。18頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では印象的な伸び脚で追い上げたが、抜け出したグレイスフルにクビ差届かず2着に甘んじた。
8月6日、中9週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた9戦目は、3歳未勝利（新潟芝1600m 外回り 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は7戦連続で菅原明良騎手（6戦0勝）。18頭立ての3番人気に推されて17番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張ったが、6着に終わった。
8月28日、中2週で馬体重を前走から14kg戻して迎えた10戦目は、3歳未勝利（新潟芝2000m 曇/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で菅原明良騎手（7戦0勝）。18頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では鋭さ光る末脚を繰り出したが、4着に終わった。
9月3日、連闘で迎えた11戦目は、3歳未勝利（新潟芝1600m 外回り 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で菅原明良騎手（8戦0勝）。18頭立ての2番人気に推されて15番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではビュッとキレる脚を見せたが、勝ったジュエルラビシアにねじ伏せられて1馬身1/4差の2着に敗北した。
2023年6月21日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。
4歳（2023年）
8月1日、約11か月の休み明けで迎えた12戦目は、西啓太騎手を鞍上に迎えて、トゥインクルサマー賞（大井ダート1800m 曇/不良）に出走。11頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚にキレが無く10着に敗れた。
8月18日、中1週で迎えた13戦目は、鐙坂賞（大井ダート1600m 内回り 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で西啓太騎手（1戦0勝）。14頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では速い脚を使えず9着に終わった。
デビュー前
1歳のとき、オリエント牧場から「北海道セレクションセールサラブレッド1歳」に上場され、清水義徳によって1,210万円で落札された。
荒井朋弘厩舎（大井）へ入厩。
9月21日、中4週で迎えた14戦目は、田中洸多騎手を鞍上に迎えて、一般B3六（大井ダート1600m 内回り 曇/良）に出走。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では決め手に欠いて9着に終わった。
10月5日、中1週で迎えた15戦目は、権之助坂賞（大井ダート1600m 内回り 曇/不良）に出走。鞍上は西啓太騎手（2戦0勝）。13頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では伸びが劣勢になり12着に終わった。