ノースボブキャット（2022年生、母ノースキャット）

North Bobcat

2022.02.25

ノースボブキャット（2022年2月25日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のアジアエクスプレス（当時11歳）と交配したノースキャットが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は原田ファーム。主な勝ち鞍は2024年の2歳。

経歴

デビュー前

米田英世厩舎（大井）へ入厩。

2歳（2024年）

7月11日、デビュー戦は矢野貴之騎手を鞍上に据えて、2歳（大井ダート1200m 曇/良）に出走。馬体重は508kg。8頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では見事な伸び脚で追い上げたが、勝ったフリーダムに詰め切れず、6馬身差の2着となった。

8月14日、中4週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、2歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で矢野貴之騎手（1戦0勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のマヒロに2馬身の差をつけて初白星を挙げた。

12月31日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から7kg戻して迎えた3戦目は、阿部龍騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定2歳戦の六花賞（大井ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では末脚に勢いがなく9着に終わった。

3歳（2025年）

1月17日、中1週で迎えた4戦目は、3歳戦の鳶巣川賞（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で阿部龍騎手（1戦0勝）。11頭立ての10番人気で大外11番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず7着に終わった。

1月30日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた5戦目は、藤田凌騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳戦のひなぎく特別（大井ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では全く伸びず10着に終わった。

2月21日、中2週で迎えた6戦目は、山本聡哉騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。14頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天資の負けん性を発揮してゴールまで力戦し、4着を確保した。

3月14日、中2週で迎えた7戦目は、3歳戦の八ツ瀬川賞（大井ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は藤田凌騎手（1戦0勝）。11頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では伸びを欠き6着に終わった。

3月28日、中1週で迎えた8戦目は、3歳戦のファイブスター賞（大井ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で藤田凌騎手（2戦0勝）。12頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい6着に敗れた。

4月18日、中2週で迎えた9戦目は、本橋孝太騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1200m 曇/良）に出走。7頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では速い脚を使えず3着に終わった。

5月2日、中1週で迎えた10戦目は、3歳（大井ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で本橋孝太騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では天授の闘争本能でゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

5月23日、中2週で迎えた11戦目は、3歳戦の牡丹特別（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で本橋孝太騎手（2戦0勝）。12頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず8着に敗れた。

6月13日、中2週で迎えた12戦目は、3歳（大井ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で本橋孝太騎手（3戦0勝）。14頭立ての5番人気で13番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち味の強靭な心肺能力で最後まで奮闘したが、勝ったキエティスムに詰め切れず、3馬身半差の2着となった。

7月1日、中2週で迎えた13戦目は、牝馬限定3歳戦の夏椿特別（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で本橋孝太騎手（4戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では切れ味のいい末脚を繰り出したが、3着に終わった。

7月17日、中1週で迎えた14戦目は、3歳戦のフォーチュネイトひまわり特別（大井ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で本橋孝太騎手（5戦0勝）。14頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず10着に敗れた。

8月12日、中3週で迎えた15戦目は、牝馬限定戦の乙姫特別（大井ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は7戦連続で本橋孝太騎手（6戦0勝）。16頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では上がり4位の末脚を見せたが上位争いには加われず7着に敗れた。

9月2日、中2週で迎えた16戦目は、笹川翼騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定戦の花野特別（大井ダート1200m 晴/良）に出走。13頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではゴールまでじわりじわりと伸び、3着に入った。