マルジープ（1987年生、母マルキャプテン）

Maru Jeep

1987.04.15

マルジープ（1987年4月15日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のカツラノハイセイコ（当時11歳）と交配したマルキャプテンが7歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は青森県、生産者は永田 良信。戦績は、中央平地6戦0勝、地方12戦6勝2着2回。主な勝ち鞍は1992年の一般C1。

プロフィール

基本情報

• 通算成績: 18戦6勝 [6-2-1-9/18]
• 総賞金 国内: 447万円
• 生年月日: 1987年4月15日
• 出生国: 日本
• 品種: サラブレッド
• 性別: 牡
• 毛色: 黒鹿毛
• 厩舎: 大沢瀞司 新潟
• 馬主: テイエム興産（有）
• 生産者: 永田 良信
• 抹消情報: 地方抹消

パフォーマンス分析

• 勝利時最大着差 国内: 4馬身

ベストレース

• レース名: 4歳以上500万下
• 日付/馬齢: 1990年11月24日/3歳
• コース: 中京ダート1700m 左
• 着順: 6着
• オッズ/人気: 49.2倍/14番人気
• 馬番/頭数: 14番/14頭
• 天候: 晴 14.4℃
• 馬場状態/馬場速度: 良/極遅
• レースラップ: 平均=12.6/ラスト=12.7
• レースペース: スロー
• 通過順位: 3-3-2-3
• 馬体重 増減: 456kg -6
• 出走間隔: 中1週
• 騎手 斤量: 本間忍 55.0kg

血統

概要

母のマルキャプテンは中央平地7戦1勝2着1回。祖母のモリホープニセイは地方6戦2勝2着1回。曾祖母のモリホープは中央平地22戦3勝2着6回。父のカツラノハイセイコは中央平地23戦8勝2着7回。

近親馬

• • 全兄: マルトラック 1986/JPN/カツラノハイセイコ
  マルトラック

※活躍馬のみ。

7代内クロス

種別	馬名	クロス	血量
き	Fairway＝Pharos	6*7×5*7	6.25%
き	Mirza＝Mumtaz Begum	6×7	2.34%
きS	Harina＝プリメロ	6*6	3.12%
牡	Nearco	5*6×6	6.25%
牡	Gainsborough	6*6*7×7	4.68%
牡	Bois Roussel	6×6	3.12%
牡	Tetratema	6×7	2.34%
牡	Chaucer	7*7×7	2.34%
牡	Solario	7×7*7	2.34%
牡	Blandford	7*7×7*7	3.12%
牡	Hurry On	7×7	1.56%
牡S	Hyperion	5*5	6.25%
牡S	Son-in-Law	6*7	2.34%
牡S	Friar Marcus	6*7*7	3.12%
牡M	Rabelais	6*7	2.34%
牡M	Tourbillon	6*7	2.34%
牡M	Gay Crusader	7*7	1.56%

※き=ぜんきょうだいクロス。牡=牡馬クロス。牝=牝馬クロス。S=父系内のみ。M=母系内のみ。

5代血統表

父の父 ハイセイコー 1970 （JPN）		チヤイナロツク 1953 （GB）	Rockefella	Hyperion
				Rockfel
			May Wong	Rustom Pasha
				Wezzan
		ハイユウ 1961 （JPN）	カリム	Nearco
				Skylarking
父 カツラノハイセイコ 1976 （JPN）			ダルモーガン	Beau Son
				Reticent
		ジヤヴリン 1957 （IRE）	Tulyar	Tehran
				Neocracy
父の母 コウイチスタア 1968 （JPN）			Sun Chariot	Hyperion
				Clarence
		ミタケ 1960 （JPN）	タカクラヤマ	セフト
				峰城
			第三スターリングモアノ一	トビサクラ
				第三スターリングモア
母の父 ダイアトム 1962 （GB）		Sicambre 1948 （FR）	Prince Bio	Prince Rose
				Biologie
			Sif	Rialto
				Suavita
		Dictaway 1952 （FR）	Honeyway	Fairway
				Honey Buzzard
母 マルキャプテン 1981 （JPN）			Nymphe Dicte	ダイオライト
				Nanaia
		ハツピーオーメン 1960 （IRE）	Hugh Lupus	Djebel
				Sakountala
母の母 モリホープニセイ 1968 （JPN）			Royal Applause	Royal Charger
				Phase
		モリホープ 1960 （JPN）	マサタカラ	Preciptic
				キーボード
			ダイニフジホマレ	ハクコウ
				第参不知火

血統分類

• サイアーライン: ロックフェラ系
• ファミリーナンバー: 1-c

レース成績

日付	コース	レース名	1着馬 2着馬 着差	着 / 頭数	馬番	騎手	斤量	オッズ	人気	通過順位	上がり / 前3F	馬体重	増減	指数
1993/04/22 三条	ダ1700m 良 曇	一般B3	ハートストリングス 3.1	8 / 9	8枠 8番	大沢健司	54kg		4人			483	-4
1993/04/11 三条	ダ1700m 稍 晴	一般C1ロ	(サンダーマサシクン) -0.7	1 / 9	3枠 3番	大沢健司	54kg		1人			487	-2
1993/01/04 新潟(地)	ダ1600m 重 曇	一般C1	(ケープタウンシチー) -0.1	1 / 9	5枠 5番	大沢健司	56kg		1人			489	+2
1992/12/13 新潟(地)	ダ1600m 重 雨	一般C1ハ	ミホノアサヒ 0.8	4 / 9	5枠 5番	大沢健司	54kg		2人			487	-5
1992/01/04 新潟(地)	ダ1600m 重 曇	一般C1	(ケンダッシュ) -0.3	1 / 9	7枠 7番	大沢健司	56kg		1人			492	+5
1991/12/09 新潟(地)	ダ1600m 重 雨	一般C2	(エフテージュン) -0.5	1 / 10	5枠 5番	大沢健司	56.5kg		1人			487	-2
1991/11/26 新潟(地)	ダ1600m 重 晴	一般C3	(グレートシヤンタン) -0.6	1 / 7	5枠 5番	大沢健司	55kg		2人			489	+10
1991/11/10 新潟(地)	ダ1600m 不 雨	一般C3	グレートシヤンタン 0.0	2 / 9	4枠 4番	大沢健司	55kg		1人			479	0
1991/10/26 新潟(地)	ダ1600m 重 晴	一般C3	(ノースロード) -0.1	1 / 9	8枠 9番	大沢健司	54kg		1人			479	-1
1991/10/12 新潟(地)	ダ1600m 稍 晴	一般C4	マルセイスーパー 0.2	2 / 8	1枠 1番	大沢健司	54kg		1人			480	0
1991/09/30 新潟(地)	ダ1600m 良 曇	一般C4	リーワード 0.4	3 / 9	3枠 3番	大沢健司	53kg		4人			480	+7
1991/09/10 新潟(地)	ダ1200m 良 晴	一般C4イ	マキバレビュー 1.4	4 / 6	4枠 4番	大沢信夫	54kg		3人			473	+9
1991/07/07 札幌	ダ1700m 良 晴	利尻特別 500万下	ワンポイント 2.5	6 / 8	3枠 3番	徳吉孝士	57kg	55.8	8人	7-6-7-7	38.1 / 37.9	464	+4
1991/06/30 札幌	ダ1700m 良 曇	4歳以上500万下	ビワディクタス 1.5	4 / 8	5枠 5番	徳吉孝士	54kg	37.8	8人	5-6-7-6	38.6 / 38.5	460	-2
1991/06/16 札幌	ダ1700m 良 晴	4歳以上500万下	アストラルクラウン 2.0	8 / 10	5枠 5番	徳吉孝士	54kg	67.5	9人	8-7-8-8	39.7 / 37.6	462	+6
1990/11/24 中京	ダ1700m 良 晴	4歳以上500万下	リニアエクスプレス 1.9	6 / 14	8枠 14番	本間忍	55kg	49.2	14人	3-3-2-3	40.6 / 37.8	456	-6
1990/11/10 福島	芝1800m 良 晴	4歳未勝利	カタトラベル 1.8	11 / 14	6枠 10番	蓑田早人	55kg	56.7	13人	11-11-9-12	38.6 / 36.5	462	+2
1990/10/28 福島	ダ1700m 稍 晴	4歳未勝利	リーゼンシュラーク 2.1	8 / 12	4枠 4番	蓑田早人	55kg	42.3	12人	8-9-8-8	40.5 / 37.8	460

※直前に感嘆符 !が付いている値は非公式の概算値。上がりタイムのハッシュ #の直後に続く数値は上がり順位。

経歴

デビュー前

内藤一雄厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1990年）

10月28日、デビュー戦は蓑田早人騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（福島ダート1700m 晴/稍重）に出走。馬体重は460kg。12頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり8着に終わった。

11月10日、中1週で迎えた2戦目は、4歳未勝利（福島芝1800m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で蓑田早人騎手（1戦0勝）。14頭立ての13番人気で10番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では今一つ伸び切れず11着に終わった。

11月24日、中1週で迎えた3戦目は、本間忍騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての14番人気で大外14番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では全く伸びず6着に終わった。

4歳（1991年）

6月16日、約7か月の休養明けで迎えた4戦目は、徳吉孝士騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（札幌ダート1700m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。10頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では今一つ伸び切れず8着に終わった。

6月30日、中1週で迎えた5戦目は、4歳以上500万下（札幌ダート1700m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で徳吉孝士騎手（1戦0勝）。8頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では目立つような脚を使えず4着に終わった。

7月7日、連闘で迎えた6戦目は、4歳以上500万下の利尻特別（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で徳吉孝士騎手（2戦0勝）。8頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚が冴えず6着に終わった。

9月10日、中8週で迎えた7戦目は、大沢信夫騎手を鞍上に迎えて、一般C4イ（新潟(地)ダート1200m 晴/良）に出走。6頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。4着に敗れた。

9月30日、中2週で迎えた8戦目は、大沢健司騎手を鞍上に迎えて、一般C4（新潟(地)ダート1600m 曇/良）に出走。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月12日、中1週で迎えた9戦目は、一般C4（新潟(地)ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で大沢健司騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったマルセイスーパーから1馬身差の2着に敗北した。

10月26日、中1週で迎えた10戦目は、一般C3（新潟(地)ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で大沢健司騎手（2戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のノースロードに3/4馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

11月10日、中1週で迎えた11戦目は、一般C3（新潟(地)ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で大沢健司騎手（3戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったグレートシヤンタンからクビ差の2着に甘んじた。

11月26日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた12戦目は、一般C3（新潟(地)ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で大沢健司騎手（4戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のグレートシヤンタンに3馬身の差をつけて2勝目を挙げた。

12月9日、中1週で迎えた13戦目は、一般C2（新潟(地)ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は6戦連続で大沢健司騎手（5戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のエフテージュンに2馬身半の差をつけて3勝目をマークした。

5歳（1992年）

1月4日、中3週で迎えた14戦目は、一般C1（新潟(地)ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は7戦連続で大沢健司騎手（6戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のケンダッシュに1馬身半の差をつけて4勝目を挙げた。

12月13日、約11か月半の休養明けで迎えた15戦目は、一般C1ハ（新潟(地)ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は8戦連続で大沢健司騎手（7戦4勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。4着に敗れた。

6歳（1993年）

1月4日、中2週で迎えた16戦目は、一般C1（新潟(地)ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は9戦連続で大沢健司騎手（8戦4勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のケープタウンシチーに半馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

4月11日、約3か月の休養明けで迎えた17戦目は、一般C1ロ（三条ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で大沢健司騎手（9戦5勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のサンダーマサシクンに4馬身の差をつけて6勝目を挙げた。

4月22日、中1週で迎えた18戦目は、一般B3（三条ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は11戦連続で大沢健司騎手（10戦6勝）。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。8着に敗れた。