キクカパラダイス（1993年生、母キクカローバート）

キクカパラダイス（1993年4月6日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のサクラユタカオー（当時11歳）と交配したキクカローバートが7歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は飯島功典。戦績は、中央平地8戦0勝、地方11戦1勝。主な勝ち鞍は1997年の一般C5 14。

経歴

デビュー前

星川薫厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1996年）

3月3日、デビュー戦は上籠勝仁騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（阪神ダート1400m 晴/稍重）に出走。馬体重は496kg。15頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位には届かず6着に敗れた。

3月16日、中1週で迎えた2戦目は、4歳新馬（阪神ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で上籠勝仁騎手（1戦0勝）。13頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず7着に敗れた。

4月14日、中3週で迎えた3戦目は、本田優騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。14頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く9着に敗れた。

4歳（1997年）

1月27日、約9か月半の休み明けで迎えた4戦目は、5歳以上500万下の紫川特別（小倉芝2000m 曇/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は上籠勝仁騎手（2戦0勝）。16頭立ての15番人気で8番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位には届かず7着に終わった。

2月1日、連闘で迎えた5戦目は、上野清章騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（小倉芝2000m 晴/良）に出走。16頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、5着に終わった。

2月15日、中1週で迎えた6戦目は、5歳以上500万下（小倉芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は上籠勝仁騎手（3戦0勝）。16頭立ての7番人気で14番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力戦し、4着に入った。

3月8日、中2週で迎えた7戦目は、5歳以上500万下（中京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は本田優騎手（1戦0勝）。14頭立ての4番人気で大外14番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では見所を作れず13着に敗れた。

3月15日、連闘で迎えた8戦目は、5歳以上500万下（中京芝1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は上籠勝仁騎手（4戦0勝）。15頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり8着に敗れた。

6月25日、約3か月半の休養明けで迎えた9戦目は、水野貴史騎手を鞍上に迎えて、一般C5 14（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。4着に終わった。

7月12日、中1週で迎えた10戦目は、一般C5 13（高崎ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で水野貴史騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。5着に敗れた。

7月30日、中2週で迎えた11戦目は、一般C5 14（高崎ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で水野貴史騎手（2戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。4着に敗れた。

8月15日、中1週で迎えた12戦目は、加藤和宏騎手を鞍上に迎えて、一般C5-10（高崎ダート1400m 曇/重）に出走。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。7着に終わった。

9月15日、中3週で迎えた13戦目は、金井正幸騎手を鞍上に迎えて、一般C5 14（高崎ダート1400m 雨/不良）に出走。7頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のエイユウブレーブに2馬身半の差をつけて待望の初白星を挙げた。

9月28日、中1週で迎えた14戦目は、一般C4（高崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で金井正幸騎手（1戦1勝）。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。3着を確保した。

10月10日、中1週で迎えた15戦目は、一般C4 C5（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で金井正幸騎手（2戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。4着に敗れた。

10月28日、中2週で迎えた16戦目は、一般C4（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で金井正幸騎手（3戦1勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。4着に敗れた。

11月20日、中2週で迎えた17戦目は、一般C4（高崎ダート1500m 雨/良）に出走。鞍上は5戦連続で金井正幸騎手（4戦1勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。4着に敗れた。

5歳（1998年）

1月25日、中8週で迎えた18戦目は、一般C4 C5（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は水野貴史騎手（3戦0勝）。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。8着に終わった。

2月15日、中2週で迎えた19戦目は、一般C4（高崎ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で水野貴史騎手（4戦0勝）。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。競走中止となった。