セイントモノグラム（2002年生、母アローシャルダン）

セイントモノグラム（2002年5月23日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋組合せ文字」。毛色は鹿毛。種牡馬のタヤスツヨシ（当時10歳）と交配したアローシャルダンが21歳のときに産んだ12番仔が本馬である。産地は北海道様似郡様似町、生産者は林時春。戦績は、中央平地2戦0勝、地方14戦2勝2着3回。主な勝ち鞍は2006年の一般C3。

経歴

デビュー前

1歳のとき、林時春から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

星野忍厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2005年）

6月25日、デビュー戦は小林淳一騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（福島ダート1700m 晴/良）に出走。馬体重は460kg。15頭立ての13番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず15着に終わった。

8月20日、中7週で迎えた2戦目は、江田照男騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始5番手を追走。最後は脚勢が悪くなり12着に敗れた。

12月3日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から25kg増やして迎えた3戦目は、菅原勲騎手を鞍上に迎えて、一般C3（水沢ダート1300m 雪/不良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、タカトモテシオに交わされて2馬身半差の2着に敗北した。

12月17日、中1週で迎えた4戦目は、村松学騎手を鞍上に迎えて、一般C3（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには加われず6着に敗れた。

4歳（2006年）

3月24日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から13kg増やして迎えた5戦目は、高橋悠里騎手を鞍上に迎えて、一般C3（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、で馬群を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は減速してしまい9着に終わった。

4月15日、中2週で馬体重を前走から9kg絞って迎えた6戦目は、一般C3（水沢ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は村松学騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。前に出て、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚勢がやや衰え、3着に終わった。

4月23日、連闘で迎えた7戦目は、一般C3（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で村松学騎手（2戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。先手を取り、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、クリプトマンに3/4馬身交わされて2着に敗北した。

5月5日、中1週で迎えた8戦目は、阿部英俊騎手を鞍上に迎えて、一般C3（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

5月13日、連闘で迎えた9戦目は、沢田盛夫利騎手を鞍上に迎えて、一般C3（盛岡ダート1200m 小雨/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したグランドアルシュを捕まえ切れず、4馬身差の2着に敗北した。

5月27日、中1週で迎えた10戦目は、一般C3（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は村松学騎手（3戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。端に立つ形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のアルピナに4馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

6月4日、連闘で迎えた11戦目は、一般C3（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で村松学騎手（4戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。先頭に立ち、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のベルボクサーに2馬身半の差をつけて制した。

6月12日、連闘で迎えた12戦目は、一般C2（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で村松学騎手（5戦2勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、で集団を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は脚色が衰えて7着に敗れた。

6月25日、中1週で迎えた13戦目は、一般C2（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で村松学騎手（6戦2勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では末脚に勢いがなく8着に敗れた。

7月9日、中1週で迎えた14戦目は、一般C2（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で村松学騎手（7戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。最後は失速してしまい10着に敗れた。

7月22日、中1週で迎えた15戦目は、一般C2（盛岡ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は高橋悠里騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には届かず5着に終わった。

8月15日、中2週で迎えた16戦目は、一般C3（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で高橋悠里騎手（2戦0勝）。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では伸びが劣勢になり10着に敗れた。