テイエムサンタオー（2001年生、母グランシェール）

テイエムサンタオー（2001年4月29日）は、日本の競走馬。馬名の意味は「冠名＋人名＋王」。毛色は栗毛。種牡馬のメジロライアン（当時14歳）と交配したグランシェールが8歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）千代田牧場。戦績は、中央平地12戦1勝。主な勝ち鞍は2003年の2歳新馬。

経歴

デビュー前

鹿戸明厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2003年）

12月13日、デビュー戦は松永幹夫騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神ダート1400m 晴/稍重）に出走。馬体重は448kg。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では豪快な末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のナムラチーフに1馬身3/4の差をつけて初勝利を挙げた。

3歳（2004年）

1月12日、中3週で迎えた2戦目は、秋山真一郎騎手を鞍上に迎えて、3歳G3のシンザン記念（京都芝1600m 外回り晴/良）に出走。芝レース及び重賞競走への出走は初となった。12頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり9着に終わった。

2月1日、中2週で迎えた3戦目は、角田晃一騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（京都ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は力尽きて10着に敗れた。

3月7日、中4週で迎えた4戦目は、吉田豊騎手を鞍上に迎えて、3歳G2の弥生賞（中山芝2000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。10頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では末脚を伸ばせず9着に終わった。

10月9日、約7か月の休養明けで迎えた5戦目は、柴原央明騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（京都ダート1200m 雨/不良）に出走。16頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり、馬場の外目を通りながら4コーナーを6番手で通過。最後は勢いを失って15着に敗れた。

11月14日、中4週で迎えた6戦目は、佐久間寛志騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（京都ダート1200m 曇/稍重）に53kgの軽斤量で出走。16頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は脚勢が鈍り14着に終わった。

12月11日、中3週で迎えた7戦目は、3歳以上500万下（中京ダート1000m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で佐久間寛志騎手（1戦0勝）。16頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後はバタバタになってしまい14着に敗れた。

12月25日、中1週で迎えた8戦目は、菊地昇吾騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。16頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを16番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず16着に終わった。

4歳（2005年）

6月4日、約5か月半の休み明けで迎えた9戦目は、4歳以上500万下（中京芝1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で菊地昇吾騎手（1戦0勝）。18頭立ての13番人気で1番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では鋭い脚を使えず10着に終わった。

7月3日、中3週で迎えた10戦目は、3歳以上500万下（阪神芝1200m 小雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で菊地昇吾騎手（2戦0勝）。16頭立ての16番人気で6番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。最後は脚色が悪くなり15着に終わった。

7月9日、連闘で迎えた11戦目は、3歳以上500万下（阪神ダート1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で菊地昇吾騎手（3戦0勝）。15頭立ての14番人気で大外15番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では見せ場なく12着に終わった。

5歳（2006年）

2月19日、約7か月半の休み明けで迎えた12戦目は、4歳以上500万下（京都ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で菊地昇吾騎手（4戦0勝）。16頭立ての15番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では決め手に欠いて14着に終わった。