ゼンノベローチェ（1993年生、母Wyndalia）

経歴

デビュー前

島崎宏厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1996年）

1月27日、デビュー戦は土肥幸広騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（小倉芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は468kg。16頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら10番手で通過。直線では見所を作れず11着に敗れた。

2月18日、中2週で迎えた2戦目は、4歳新馬（小倉芝2000m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で土肥幸広騎手（1戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。ハナを切り、緩いペースで集団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を弾けさせて先頭に躍り出て、最後は2着のスターブライティアに2馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

5月18日、約3か月の休み明けで迎えた3戦目は、4歳500万下（中京ダート1700m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は3戦連続で土肥幸広騎手（2戦1勝）。15頭立ての4番人気で大外15番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

6月8日、中2週で迎えた4戦目は、田原成貴騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下（中京芝2000m 曇/良）に出走。14頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では驚異的な末脚を弾けさせて先頭に躍り出て、最後は2着のリンデンリヴリアに2馬身半の差をつけて2勝目を獲得した。

7月7日、中3週で迎えた5戦目は、ハンデ戦で4歳900万下のやまゆりステークス（阪神芝2000m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で田原成貴騎手（1戦1勝）。16頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを11番手で通過。直線では見せ場なく15着に敗れた。

8月17日、中5週で迎えた6戦目は、4歳以上900万下の玄海特別（小倉芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で田原成貴騎手（2戦1勝）。11頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、極端なスローペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に飲まれ5着に敗れた。

9月7日、中2週で迎えた7戦目は、岸滋彦騎手を鞍上に迎えて、4歳以上900万下の野分特別（阪神芝2200m 曇/良）に出走。13頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず6着に終わった。