プレストアーサー（2021年生、母ベアフルート）

Presto Arthur

2021.05.06

プレストアーサー（2021年5月6日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のラブリーデイ（当時11歳）と交配したベアフルートが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者はベルサイユステーブル株式会社。主な勝ち鞍は2023年の文の京賞。

経歴

デビュー前

的場直之厩舎（大井）へ入厩。

2歳（2023年）

9月4日、デビュー戦は藤本現暉騎手を鞍上に据えて、2歳（大井ダート1200m 雨/不良）に出走。馬体重は489kg。5頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい5着に終わった。

9月17日、中1週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた2戦目は、2歳戦の文の京賞（大井ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で藤本現暉騎手（1戦0勝）。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、些か速いペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のホクトシュンパチに5馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

3歳（2024年）

2月29日、約5か月半の休養明けで迎えた3戦目は、3歳（大井ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で藤本現暉騎手（2戦1勝）。16頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では末脚が冴えず11着に敗れた。

4月11日、中5週で迎えた4戦目は、吉井章騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1400m 晴/稍重）に出走。13頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先陣を切る形となり、ミドルペースで一団を引っ張る。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では勢いよく末脚を伸ばして、最後は2着のストイックノアをクビ差振り切って優勝

4月26日、中1週で迎えた5戦目は、3歳（大井ダート1600m 内回り 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で吉井章騎手（1戦1勝）。5頭立ての2番人気で3番ゲートからスタート。先頭に立ち、ややスローペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて3着に沈んだ。