パートオブワールド（2022年生、母ニコーズステージ）

パートオブワールド（2022年3月18日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「世界の一部分」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のブラックタイド（当時21歳）と交配したニコーズステージが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者はキヨタケ牧場。主な勝ち鞍は2024年の2歳未勝利。

経歴

デビュー前

1歳のとき、キヨタケ牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、によって円で落札された。

竹内正洋厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2024年）

6月30日、デビュー戦は原優介騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（福島芝1800m 曇/良）に出走。馬体重は414kg。16頭立ての9番人気で13番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では閃光のような末脚を発揮し、3着に入り込んだ。

9月8日、中9週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた2戦目は、2歳未勝利（中山芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で原優介騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のスワローシチーをアタマ差振り切って未勝利戦を制した。

11月3日、中7週で迎えた3戦目は、2歳1勝クラスの百日草特別（東京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で原優介騎手（2戦1勝）。8頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見せ場を作れず6着に終わった。

3歳（2025年）

5月3日、約6か月の休養明けで迎えた4戦目は、牝馬限定3歳オープンのスイートピーステークス（東京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で原優介騎手（3戦1勝）。13頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では伸びを欠き12着に終わった。

7月12日、中9週で迎えた5戦目は、木幡初也騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（福島芝2000m 曇/良）に出走。14頭立ての7番人気で大外14番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。最後は力尽きて14着に敗れた。

2025年7月17日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。