ブルーパティシエ（2004年生、母プリティデザート）

ブルーパティシエ（2004年3月18日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋ケーキ職人（仏）」。毛色は青鹿毛。種牡馬のマイネルラヴ（当時9歳）と交配したプリティデザートが19歳のときに産んだ10番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（有）加野牧場。戦績は、中央平地5戦0勝、地方32戦2勝2着1回。主な勝ち鞍は2008年の浅野初司さん快気祝(一般C5b)。

経歴

デビュー前

YGGオーナーズクラブにて総額1,500万円（3万×500口）で一口馬主が募集された。

武田博厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2007年）

1月7日、デビュー戦は古川吉洋騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都ダート1200m 雪/稍重）に出走。馬体重は434kg。12頭立ての12番人気で13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位には食い込めず10着に終わった。

1月20日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、3歳未勝利（小倉ダート1000m 晴/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で古川吉洋騎手（1戦0勝）。14頭立ての14番人気で11番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず13着に終わった。

2月3日、中1週で馬体重を前走からさらに10kg減らして迎えた3戦目は、3歳未勝利（京都芝2000m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は3戦連続で古川吉洋騎手（2戦0勝）。16頭立ての14番人気で11番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず16着に終わった。

2月24日、中2週で迎えた4戦目は、生野賢一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての16番人気で7番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず13着に終わった。

7月16日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から38kg増やして迎えた5戦目は、橋本美純騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝1200m 曇/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての17番人気で15番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず15着に終わった。

11月2日、約3か月半の休養明けで迎えた6戦目は、安部幸夫騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では末脚を伸ばせず9着に敗れた。

11月22日、中2週で迎えた7戦目は、浜口楠彦騎手を鞍上に迎えて、一般C28（笠松ダート800m 晴/良）に出走。10頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では今一つ伸び切れず4着に終わった。

11月30日、連闘で迎えた8戦目は、岡部誠騎手を鞍上に迎えて、一般C33（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では脚が上がってしまい8着に敗れた。

12月10日、中0週で迎えた9戦目は、山田順一騎手を鞍上に迎えて、一般C27（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい9着に終わった。

12月29日、中2週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた10戦目は、一般C26（笠松ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で山田順一騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では目立つような脚を使えず9着に終わった。

4歳（2008年）

1月20日、中2週で迎えた11戦目は、一般C37（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で山田順一騎手（2戦0勝）。10頭立ての10番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず6着に終わった。

1月27日、連闘で迎えた12戦目は、高松亮騎手を鞍上に迎えて、兼子ブー&奈美結婚記念（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず5着に終わった。

2月10日、中1週で迎えた13戦目は、一般C35（笠松ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は山田順一騎手（3戦0勝）。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では見せ場なく4着に敗れた。

2月24日、中1週で迎えた14戦目は、一般C35（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山田順一騎手（4戦0勝）。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では伸びが鈍く4着に終わった。

3月3日、連闘で迎えた15戦目は、一般C33（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は安部幸夫騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びあぐねて4着に敗れた。

3月9日、連闘で迎えた16戦目は、一般C32（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は山田順一騎手（5戦0勝）。8頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天授の闘志でゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

4月1日、中2週で迎えた17戦目は、一般C24（笠松ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山田順一騎手（6戦0勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では切れる脚を使えず6着に敗れた。

4月21日、中2週で迎えた18戦目は、一般C28（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山田順一騎手（7戦0勝）。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では見所を作れず8着に終わった。

5月5日、中1週で迎えた19戦目は、一般C29（名古屋ダート1300m 雨/稍重）に出走。鞍上は安部幸夫騎手（2戦0勝）。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く9着に終わった。

5月13日、連闘で迎えた20戦目は、一般C22（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は山田順一騎手（8戦0勝）。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線ではいいところがなく5着に終わった。

5月27日、中1週で迎えた21戦目は、一般C20（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は安部幸夫騎手（3戦0勝）。8頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では見せ場なく8着に終わった。

6月10日、中1週で迎えた22戦目は、頑張れ!笠松競馬!!絶対存続（笠松ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は山田順一騎手（9戦0勝）。9頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前の粘り強さで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったテンニョに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

6月25日、中1週で迎えた23戦目は、一般C27（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は安部幸夫騎手（4戦0勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に沈み4着に沈んだ。

7月8日、中1週で迎えた24戦目は、第7弾頑張れ笠松競馬騎手会（笠松ダート800m 曇/不良）に出走。鞍上は山田順一騎手（10戦0勝）。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず4着に敗れた。

7月21日、中1週で迎えた25戦目は、一般C26（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は安部幸夫騎手（5戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではグングンと終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のマイネアトリーチェに1馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

8月14日、中2週で迎えた26戦目は、C級チャンピオン（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は山田順一騎手（11戦0勝）。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では切れる脚を使えず9着に終わった。

8月26日、中1週で迎えた27戦目は、第10弾頑張れ笠松競馬騎手会（笠松ダート800m 曇/良）に出走。鞍上は安部幸夫騎手（6戦1勝）。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では切れる脚を使えず4着に敗れた。

9月10日、中1週で迎えた28戦目は、浅野初司さん快気祝（笠松ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で安部幸夫騎手（7戦1勝）。7頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では渾身の力で末脚を持続させて、最後は2着のヘリオドールを半馬身振り切って2勝目を奪取した。

9月25日、中1週で迎えた29戦目は、コスモス特別（笠松ダート1600m 雨/良）に出走。鞍上は山田順一騎手（12戦0勝）。9頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず9着に終わった。

10月3日、連闘で馬体重を前走から11kg減らして迎えた30戦目は、竹田吉秀騎手を鞍上に迎えて、一般C16（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚がパッとせず10着に終わった。

10月13日、中0週で馬体重を前走から7kg戻して迎えた31戦目は、一般C17（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は山田順一騎手（13戦0勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では伸びを欠き6着に敗れた。

10月27日、中1週で迎えた32戦目は、一般C12（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で山田順一騎手（14戦0勝）。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では速い脚を使えず8着に終わった。

11月14日、中2週で迎えた33戦目は、一般C14（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山田順一騎手（15戦0勝）。9頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚にキレが無く7着に終わった。

12月3日、中2週で迎えた34戦目は、一般C16（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は竹田吉秀騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず10着に終わった。

12月19日、中1週で迎えた35戦目は、一般C21（名古屋ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で竹田吉秀騎手（2戦0勝）。10頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では伸びを欠き8着に終わった。

5歳（2009年）

1月1日、中1週で迎えた36戦目は、一般C15（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で竹田吉秀騎手（3戦0勝）。12頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では全く伸びず9着に終わった。

1月13日、中1週で迎えた37戦目は、加藤誓二騎手を鞍上に迎えて、一般C21（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず9着に終わった。