ニシノシトラス（2008年生、母ニシノカメリア）

ニシノシトラス（2008年3月21日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋柑橘系の香り」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のカリズマティック（当時12歳）と交配したニシノカメリアが13歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道勇払郡むかわ町、生産者は（株）西山牧場。戦績は、中央平地1戦0勝、地方17戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2011年の3歳。

経歴

デビュー前

上原博之厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2011年）

2月12日、デビュー戦は田中勝春騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（東京芝1600m 小雨/稍重）に出走。馬体重は468kg。16頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では決め手に欠いて9着に終わった。

4月15日、中8週で迎えた2戦目は、尾崎章生騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には割り込めず7着に敗れた。

5月6日、中2週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた3戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で尾崎章生騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るアンピエッツアを次元の違う末脚で交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

5月19日、中1週で迎えた4戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で尾崎章生騎手（2戦1勝）。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず8着に敗れた。

6月3日、中1週で馬体重を前走から19kg減らして迎えた5戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で尾崎章生騎手（3戦1勝）。8頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず4着に終わった。

6月23日、中2週で馬体重を前走から16kg戻して迎えた6戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で尾崎章生騎手（4戦1勝）。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず9着に終わった。

7月6日、中1週で迎えた7戦目は、3歳（名古屋ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で尾崎章生騎手（5戦1勝）。9頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい8着に終わった。

7月21日、中1週で迎えた8戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は7戦連続で尾崎章生騎手（6戦1勝）。8頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず8着に終わった。

9月10日、中6週で馬体重を前走から17kg減らして迎えた9戦目は、宮川浩一騎手を鞍上に迎えて、一般C3-9（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。6頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では末脚がパッとせず5着に敗れた。

9月16日、連闘で馬体重を前走からさらに11kg減らして迎えた10戦目は、石本純也騎手を鞍上に迎えて、一般C3イ（高知ダート1300m 雨/不良）に出走。9頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

9月23日、連闘で迎えた11戦目は、一般C3-8（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で石本純也騎手（1戦0勝）。6頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚が冴えず4着に終わった。

10月14日、中2週で馬体重を前走から18kg増やして迎えた12戦目は、一般C3ロ（高知ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で石本純也騎手（2戦0勝）。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では堅実に脚を伸ばしたが、勝ったモズインフィニティに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

10月22日、連闘で迎えた13戦目は、一般C3-10（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で石本純也騎手（3戦0勝）。8頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では決め手が足りず6着に終わった。

10月28日、連闘で迎えた14戦目は、一般C3ロ（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で石本純也騎手（4戦0勝）。10頭立ての8番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では今一つ伸び切れず5着に終わった。

11月6日、連闘で迎えた15戦目は、上田将司騎手を鞍上に迎えて、一般C3-9（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。7頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり5着に終わった。

11月12日、連闘で迎えた16戦目は、一般C3ハ（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は石本純也騎手（5戦0勝）。5頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず3着に終わった。

11月18日、連闘で迎えた17戦目は、一般C3-9（高知ダート1300m 雨/稍重）に出走。鞍上は上田将司騎手（1戦0勝）。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではパワフルな末脚を繰り出したが、3着に終わった。

11月27日、連闘で迎えた18戦目は、一般C3ロ（高知ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で上田将司騎手（2戦0勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。競走中止となった。