ヤマノオリヒメ（1996年生、母ヤマノカグヤヒメ）

ヤマノオリヒメ（1996年5月6日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のサクラトウコウ（当時15歳）と交配したヤマノカグヤヒメが10歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は竹島幸治。戦績は、中央平地2戦0勝、地方24戦2勝2着2回。主な勝ち鞍は2001年の一般C4イ。

経歴

デビュー前

中村好夫厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1999年）

3月27日、デビュー戦は竹之下智昭騎手を鞍上に据えて、4歳未出走（中京ダート1700m 曇/稍重）に50kgの軽斤量で出走。馬体重は488kg。9頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり7着に終わった。

4月17日、中2週で迎えた2戦目は、牧田和弥騎手を鞍上に迎えて、4歳未出走（中京ダート1700m 晴/良）に出走。7頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、極端なスローペースで馬群を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では末脚が冴えず7着に終わった。

12月17日、約8か月の休み明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた3戦目は、片桐昭貢騎手を鞍上に迎えて、一般C2 C3（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では脚が残っておらず6着に敗れた。

4歳（2000年）

1月1日、中1週で馬体重を前走から16kg絞って迎えた4戦目は、一般C3ハ（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で片桐昭貢騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい6着に敗れた。

1月28日、中3週で迎えた5戦目は、一般C3ハ（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で片桐昭貢騎手（2戦0勝）。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。先手を奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では最後まで息が続かず5着に敗れた。

2月10日、中1週で迎えた6戦目は、一般C3ニ（笠松ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で片桐昭貢騎手（3戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。端を奪う形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に沈み4着に沈んだ。

2月24日、中1週で迎えた7戦目は、一般C3ニ（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で片桐昭貢騎手（4戦0勝）。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、でレースを進める。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は脚が止まってしまい10着に終わった。

3月7日、中1週で迎えた8戦目は、一般C3ホ（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で片桐昭貢騎手（5戦0勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではいい脚を見せられず4着に敗れた。

4月6日、中3週で迎えた9戦目は、一般C3ホ（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で片桐昭貢騎手（6戦0勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚に勢いがなく5着に敗れた。

4月25日、中2週で迎えた10戦目は、一般C3ヘ（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で片桐昭貢騎手（7戦0勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びを欠き6着に敗れた。

6月5日、中5週で迎えた11戦目は、一般C3ヘ（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で片桐昭貢騎手（8戦0勝）。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では脚が上がってしまい9着に終わった。

6月20日、中1週で迎えた12戦目は、一般C3ト（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で片桐昭貢騎手（9戦0勝）。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず6着に終わった。

8月28日、中9週で迎えた13戦目は、一般C3 C4（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で片桐昭貢騎手（10戦0勝）。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るニホンピロメイを自慢の末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

9月10日、中1週で迎えた14戦目は、一般C4イ（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は12戦連続で片桐昭貢騎手（11戦1勝）。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びあぐねて5着に終わった。

9月24日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた15戦目は、一般C4イ（笠松ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は13戦連続で片桐昭貢騎手（12戦1勝）。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では速い脚を使えず9着に敗れた。

11月27日、中8週で迎えた16戦目は、一般C4イ（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で片桐昭貢騎手（13戦1勝）。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい6着に終わった。

12月28日、中3週で迎えた17戦目は、一般C4イ（笠松ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は15戦連続で片桐昭貢騎手（14戦1勝）。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではビュッと切れる脚で追い上げたが、勝ったワイエスソングに詰め切れず、1馬身差の2着となった。

5歳（2001年）

1月8日、中1週で迎えた18戦目は、一般C4イ（笠松ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は16戦連続で片桐昭貢騎手（15戦1勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず5着に敗れた。

1月21日、中1週で迎えた19戦目は、一般C4イ（笠松ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は17戦連続で片桐昭貢騎手（16戦1勝）。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい5着に終わった。

2月11日、中2週で迎えた20戦目は、埋橋浩樹騎手を鞍上に迎えて、一般C4イ（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。9頭立ての8番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では一歩一歩確実に差を詰めて先頭に立ち、最後は2着のタケサンセイをクビ差振り切って2勝目をマークした。

3月2日、中2週で迎えた21戦目は、一般C3ロ（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で埋橋浩樹騎手（1戦1勝）。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず5着に敗れた。

3月15日、中1週で迎えた22戦目は、村井栄治騎手を鞍上に迎えて、一般C3ハ（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。10頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では見所を作れず5着に終わった。

4月5日、中2週で迎えた23戦目は、一般Cイ（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で村井栄治騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では素晴らしい伸び脚で追い上げたが、勝ったキンノホシに詰め切れず、2馬身半差の2着となった。

5月18日、中5週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた24戦目は、一般B（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で村井栄治騎手（2戦0勝）。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではいい脚を見せられず4着に敗れた。

6月6日、中2週で迎えた25戦目は、一般B17 C3（笠松ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で村井栄治騎手（3戦0勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は力尽きて8着に敗れた。

6月20日、中1週で迎えた26戦目は、藤原幹生騎手を鞍上に迎えて、一般B16（笠松ダート1400m 曇/不良）に出走。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず9着に終わった。