エイシンキングマン（1993年生、母Miss Cevin Levin）

Eishin Kingman

1993.02.11

エイシンキングマン（1993年2月11日）は、アメリカ合衆国で生まれ、日本で調教された競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のSeeking the Gold（当時8歳）と交配したMiss Cevin Levinが17歳のときに産んだ仔が本馬である。戦績は、中央平地9戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は1996年の4歳未勝利。

プロフィール

基本情報

• 通算成績: 9戦1勝 [1-1-1-6/9]
• 総賞金 国内: 1,138万円
• 生年月日: 1993年2月11日
• 出生国: アメリカ合衆国
• 品種: サラブレッド
• 性別: 牡
• 毛色: 鹿毛
• 厩舎: 野元昭 栗東
• 馬主: 平井豊光
• 生産者: Billy Ray Gowdy
• 抹消情報: 中央抹消

パフォーマンス分析

• 勝利時最大着差 国内: 1馬身3/4

ベストレース

• レース名: 4歳未勝利
• 日付/馬齢: 1996年7月13日/3歳
• コース: 小倉ダート1700m 右
• 着順: 1着
• オッズ/人気: 1.4倍/1番人気
• 馬番/頭数: 1番/13頭
• 天候: 晴 30.6℃
• 馬場状態/馬場速度: 良/極遅
• レースラップ: 平均=12.6/ラスト=12.9
• レースペース: ミドル
• 通過順位: 1-1-1-1
• 馬体重 増減: 548kg +2
• 出走間隔: 中1週
• 騎手 斤量: 野元昭嘉 54.0kg

血統

概要

母のMiss Cevin Levinは海外12戦3勝。祖母のFirm Policyは海外21戦12勝。曾祖母のWhite Crossは海外12戦3勝。父のSeeking the Goldは海外G1・2勝（米国ダ[2勝]）。

近親馬

• • 半兄: No Marker 1984/Grey Dawn
  No Marker

※活躍馬のみ。

7代内クロス

種別	馬名	クロス	血量
き	Bull Dog＝Sir Gallahad	6*6*6*7×6*6	8.59%
き	Pharamond＝Sickle	6*7×6	3.9%
き	Sun Briar＝Sunreigh	7×6	2.34%
牡	Tom Fool	4×4	12.5%
牡	Blue Larkspur	6*6*7×5	7.03%
牡	Man o' War	6*7×5	5.46%
牡	Teddy	6*7*7*7*7×7*7	6.25%
牡	Nearco	6×6	3.12%
牡	Blenheim	7×6	2.34%
牡	Polymelian	7×7	1.56%
牡	Ultimus	7×7	1.56%
牡	Pharos	7×7*7	2.34%
牡S	Discovery	6*6	3.12%
牡M	Princequillo	3*5	15.62%
牡M	Rock Sand	7*7	1.56%
牝	Alcibiades	6×5*6	6.25%
牝	Mumtaz Begum	6×7	2.34%
牝	Mumtaz Mahal	7×7	1.56%
牝	Plucky Liege	7*7*7×7*7*7	4.68%

※き=ぜんきょうだいクロス。牡=牡馬クロス。牝=牝馬クロス。S=父系内のみ。M=母系内のみ。

5代血統表

父の父 Mr. Prospector 1970 （USA）		Raise a Native 1961 （USA）	Native Dancer	Polynesian
				Geisha
			Raise You	Case Ace
				Lady Glory
		Gold Digger 1962 （USA）	Nashua	Nasrullah
				Segula
父 Seeking the Gold 1985 （USA）			Sequence	Count Fleet
				Miss Dogwood
		Buckpasser 1963 （USA）	Tom Fool	Menow
				Gaga
父の母 Con Game 1974 （USA）			Busanda	War Admiral
				Businesslike
		Broadway 1959 （USA）	Hasty Road	Roman
				Traffic Court
			Flitabout	Challedon
				Bird Flower
母の父 Drone 1966 （USA）		Sir Gaylord 1959 （USA）	Turn-to	Royal Charger
				Source Sucree
			Somethingroyal	Princequillo
				Imperatrice
		Cap and Bells 1958 （USA）	Tom Fool	Menow
				Gaga
母 Miss Cevin Levin 1977 （USA）			Ghazni	Mahmoud
				Sun Miss
		Princequillo 1940 （IRE）	Prince Rose	Rose Prince
				Indolence
母の母 Firm Policy 1959 （USA）			Cosquilla	Papyrus
				Quick Thought
		White Cross 1952 （USA）	Revoked	Blue Larkspur
				Gala Belle
			Salaminia	Man o' War
				Alcibiades

血統分類

• サイアーライン: ミスタープロスペクター系
• ファミリーナンバー: 8-g

レース成績

日付	コース	レース名	1着馬 2着馬 着差	着 / 頭数	馬番	騎手	斤量	オッズ	人気	通過順位	上がり / 前3F	馬体重	増減	指数
1997/02/02 小倉	ダ1700m 稍 雨	筑前特別 500万下	アグネスゴアー 4.0	10 / 13	1枠 1番	野元昭嘉	56kg	4.0	3人	2-3-2-7	41.8 / 38.1	546	-4
1997/01/27 小倉	ダ1700m 良 曇	5歳以上500万下	スキーワールド 1.1	6 / 13	2枠 2番	野元昭嘉	55kg	7.4	4人	1-1-2-1	40.5 / 36.4	550	+8
1996/09/14 阪神	ダ1800m 重 晴	4歳以上500万下	ジャストポケット 0.7	7 / 16	4枠 8番	野元昭嘉	54kg	4.5	1人	13-12-12-14	38.6 / 38.2	542	-8
1996/08/25 小倉	芝2000m 良 晴	4歳以上500万下	シークロッカス 0.5	4 / 11	6枠 6番	野元昭嘉	54kg	2.7	1人	2-2-2-2	37.2 / 36.4	550	-6
1996/08/04 小倉	芝2000m 良 晴	若戸特別 500万下	ダンツサイレンス 0.4	3 / 8	2枠 2番	野元昭嘉	55kg	9.1	4人	3-3-2-2	37.8 / 35.9	556	+8
1996/07/13 小倉	ダ1700m 良 晴	4歳未勝利	(ワイルドファング) -0.3	1 / 13	1枠 1番	野元昭嘉	54kg	1.4	1人	1-1-1-1	40.2 / 36.8	548	+2
1996/06/29 阪神	ダ1800m 重 曇	4歳未勝利	エイシングランツ 0.1	2 / 10	6枠 6番	野元昭嘉	54kg	5.3	2人	2-2-2-1	39.7 / 36.8	546	+8
1996/06/16 阪神	ダ1400m 良 晴	4歳未勝利	イブキグリッター 1.2	4 / 12	8枠 12番	野元昭嘉	54kg	14.3	3人	3-3	38.5 / 36.1	538	-8
1996/06/02 中京	ダ1700m 良 曇	4歳未勝利	ランドジェット 1.5	9 / 15	8枠 14番	野元昭嘉	54kg	9.5	6人	9-10-12-13	39.1 / 37.7	546

※直前に感嘆符 !が付いている値は非公式の概算値。上がりタイムのハッシュ #の直後に続く数値は上がり順位。

経歴

デビュー前

野元昭厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1996年）

6月2日、デビュー戦は野元昭嘉騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（中京ダート1700m 曇/良）に出走。馬体重は546kg。15頭立ての6番人気で14番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず9着に敗れた。

6月16日、中1週で迎えた2戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で野元昭嘉騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではもうひとつ伸びを欠き、4着に終わった。

6月29日、中1週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で野元昭嘉騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では素晴らしい伸び脚で猛進したが、エイシングランツに半馬身交わされて2着に敗北した。

7月13日、中1週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は4戦連続で野元昭嘉騎手（3戦0勝）。13頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。端を奪い、ミドルペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のワイルドファングに1馬身3/4の差をつけて初勝利を挙げた。

8月4日、中2週で迎えた5戦目は、4歳以上500万下の若戸特別（小倉芝2000m 晴/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は5戦連続で野元昭嘉騎手（4戦1勝）。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では末脚が続かず、3着に終わった。

8月25日、中2週で迎えた6戦目は、4歳以上500万下（小倉芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で野元昭嘉騎手（5戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、4着に終わった。

9月14日、中2週で迎えた7戦目は、4歳以上500万下（阪神ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で野元昭嘉騎手（6戦1勝）。16頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では上がり4位タイの伸び脚を披露したが上位には届かず7着に敗れた。

4歳（1997年）

1月27日、約4か月半の休養明けで迎えた8戦目は、5歳以上500万下（小倉ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で野元昭嘉騎手（7戦1勝）。13頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、平均ペースで集団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は一杯になって6着に敗れた。

2月2日、連闘で迎えた9戦目は、5歳以上500万下の筑前特別（小倉ダート1700m 雨/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で野元昭嘉騎手（8戦1勝）。13頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では末脚を伸ばせず10着に敗れた。