イルフロッタント（2023年生、母マスターコーク）

Iles Flottantes

2023.04.25

イルフロッタント（2023年4月25日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のダノンプレミアム（当時8歳）と交配したマスターコークが18歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は斉藤英牧場。主な勝ち鞍は2025年のマツムシ賞。

経歴

デビュー前

佐藤博紀厩舎（川崎）へ入厩。

2歳（2025年）

7月11日、デビュー戦は本田正重騎手を鞍上に据えて、2歳戦のスパーキングデビュー へ（川崎ダート1400m 曇/重）に出走。馬体重は444kg。7頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では鮮やかな伸び脚で猛追したが、抜け出したミノリクンにアタマ差届かず2着に甘んじた。

8月5日、中3週で迎えた2戦目は、野畑凌騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のスミナガシ賞（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではいいところがなく4着に敗れた。

8月21日、中1週で迎えた3戦目は、中越琉世騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のオオクワガタ特別（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では末脚にキレが無く6着に敗れた。

9月9日、中2週で迎えた4戦目は、桜井光輔騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のマツムシ賞（川崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るササキントモゴロウを上がり2位タイの末脚で3/4馬身差し切って初白星を挙げた。

10月13日、中4週で迎えた5戦目は、M.ミシェル騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定2歳戦の小町特別（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。11頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では持ち味のタフネスで最後まで奮闘したが、勝ったアンジュルナに詰め切れず、約11馬身差の2着となった。

11月18日、中4週で迎えた6戦目は、2歳オープンのローレル賞（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は桜井光輔騎手（1戦1勝）。12頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず7着に終わった。

11月30日、中1週で迎えた7戦目は、牝馬限定2歳オープンのフォーマルハウト賞（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で桜井光輔騎手（2戦1勝）。12頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を見せたが上位争いには参加できず5着に敗れた。