メイショウトマリギ（2018年生、母メイショウカエデ）

メイショウトマリギ（2018年6月4日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名+とまり木」。毛色は栗毛。種牡馬のマジェスティックウォリアー（当時13歳）と交配したメイショウカエデが9歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は赤田牧場。主な勝ち鞍は2021年の一般C28。

経歴

デビュー前

河内洋厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2021年）

9月5日、デビュー戦は斎藤新騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（小倉芝2000m 晴/良）に出走。馬体重は498kg。18頭立ての17番人気で1番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを18番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず18着に終わった。

10月5日、中3週で迎えた2戦目は、東川慎騎手を鞍上に迎えて、一般C31（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。8頭立ての4番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では物凄い伸び脚で猛追したが、抜け出したアシハライを捕まえ切れず、2馬身差の2着となった。

10月26日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた3戦目は、一般C28（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で東川慎騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではあとひと押しが利かず、3着に終わった。

11月8日、中1週で馬体重を前走から5kg絞って迎えた4戦目は、加藤聡一騎手を鞍上に迎えて、一般C29（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。先頭に立ち、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、サイレントシズカに交わされて1馬身半差の2着となった。

11月23日、中1週で迎えた5戦目は、一般C28（笠松ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で加藤聡一騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて難なく抜け出し、最後は2着のテーオーラトゥールに4馬身の差をつけて初白星を挙げた。

12月15日、中2週で迎えた6戦目は、初霜賞（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で加藤聡一騎手（2戦1勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではグングンと末脚を伸ばして、最後は2着のドゥクスに1馬身の差をつけて圧倒的支持に応えた。

12月29日、中1週で迎えた7戦目は、雪吊り特別（笠松ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で加藤聡一騎手（3戦2勝）。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では伸びが甘くなり、3着に終わった。

4歳（2022年）

1月13日、中1週で迎えた8戦目は、一般C12（笠松ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で加藤聡一騎手（4戦2勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。端をきり、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪脚を炸裂させてすんなりと抜け出し、最後は2着のモーニングサクラに3馬身の差をつけて圧倒的人気に応えた。

1月28日、中1週で迎えた9戦目は、アザレア特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で加藤聡一騎手（5戦3勝）。8頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず5着に終わった。

2月10日、中1週で迎えた10戦目は、鳶師匠追悼CHE杯（笠松ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で加藤聡一騎手（6戦3勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させてあっさりと抜け出し、最後は2着のパッドゥラパンに3馬身の差をつけて断然の支持に応えた。

3月18日、中4週で迎えた11戦目は、花桃特別（笠松ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で加藤聡一騎手（7戦4勝）。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では見事な伸び脚を見せたが、オルガンザに交わされて1馬身差の2着となった。