エリカヴェローナ（2021年生、母Cover Song）

Erika Verona

2021.04.22

エリカヴェローナ（2021年4月22日）は、アメリカ合衆国で生まれ、日本で調教された競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名+イタリアの地名」。毛色は鹿毛。種牡馬のQuality Road（当時15歳）と交配したCover Songが9歳のときに産んだ仔が本馬である。主な勝ち鞍は2025年の4歳以上C3三。

経歴

デビュー前

松浦聡志厩舎（兵庫）へ入厩。

4歳（2025年）

1月2日、デビュー戦は下原理騎手を鞍上に据えて、4歳以上C3三（園田ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は527kg。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。逃げる形となり、でレースを牽引。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のシンゼンコタロウに約11馬身の大差をつけて初白星を挙げた。

1月23日、中2週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた2戦目は、土師7ハロン（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で下原理騎手（1戦1勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではものすごい伸び脚で追い上げたが、抜け出したファームラヴにアタマ差届かず2着に甘んじた。

2月26日、中4週で馬体重を前走から12kg戻して迎えた3戦目は、4歳以上C2二（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で下原理騎手（2戦1勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のショウナンマントルに5馬身の差をつけて圧倒的人気に応えた。

4月3日、中4週で迎えた4戦目は、☆SKE48熊崎晴香☆来場記念（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で下原理騎手（3戦2勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のフークレゼルヴに8馬身の差をつけて圧倒的支持に応えた。

5月6日、中4週で迎えた5戦目は、4歳以上C1（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で下原理騎手（4戦3勝）。11頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のソニックに4馬身の差をつけて順当に勝利した。

11月8日、約6か月の休み明けで馬体重を前走から19kg増やして迎えた6戦目は、小沢大仁騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（福島ダート1700m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が衰えて9着に敗れた。