ローゲ（2007年生、母ヴァリュー）

Loge

2007.03.28

ローゲ（2007年3月28日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「オペラ『ラインの黄金』の登場人物より。火の神」。毛色は鹿毛。種牡馬のシンボリクリスエス（当時8歳）と交配したヴァリューが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は村上 雅規。戦績は、中央平地4戦0勝、地方2戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2010年の如月賞。

経歴

デビュー前

1歳のとき、村上雅規から「セレクトセールサラブレッド1歳」と「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場されたがいずれも主取りとなった。2歳のとき、村上雅規から「北海道トレーニングセールサラブレッド2歳」に上場され、門野重雄によって840万円で落札された。

大根田裕之厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2009年）

8月2日、デビュー戦は安藤光彰騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（小倉芝1800m 曇/良）に出走。馬体重は516kg。16頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、少し緩いペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に飲まれ6着に沈んだ。

3歳（2010年）

2月10日、約6か月半の休養明けで迎えた2戦目は、東川公則騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の如月賞（笠松ダート1400m 曇/不良）に出走。ダート戦への出走は初となった。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。ハナに立ち、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では圧倒的な末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のジェネラルバイオに1馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

2月21日、中1週で迎えた3戦目は、浜中俊騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（京都ダート1800m 晴/良）に出走。15頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、ユッタリとしたペースで集団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が鈍り14着に終わった。

8月7日、約5か月半の休養明けで迎えた4戦目は、3歳以上500万下（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で浜中俊騎手（1戦0勝）。16頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚色が衰えて13着に終わった。

8月29日、中2週で迎えた5戦目は、北村友一騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の別府特別（小倉芝1200m 曇/良）に出走。14頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では上がり1位タイの伸び脚を披露したが上位争いには加われず12着に終わった。

11月2日、中8週で馬体重を前走から18kg増やして迎えた6戦目は、名古屋チャレンジカップ サテュロス賞（名古屋ダート1900m 晴/重）に出走。鞍上は東川公則騎手（1戦1勝）。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、で集団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったヤマニンビサージュに詰め切れず、1馬身差の2着となった。