ユイノイチゲキ（2020年生、母ディクシーゴールド）

Yuino Ichigeki

2020.02.18

ユイノイチゲキ（2020年2月18日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名+一撃」。毛色は栗毛。種牡馬のディスクリートキャット（当時17歳）と交配したディクシーゴールドが16歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は中館牧場。主な勝ち鞍は2023年の3歳未勝利(未勝利)。

経歴

デビュー前

1歳のとき、中館牧場から「北海道セプテンバーセールサラブレッド1歳」に上場され、由井健太郎によって286万円で落札された。

深山雅史厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2023年）

2月19日、デビュー戦は木幡初也騎手を鞍上に据えて、3歳戦のメイクデビュー東京（東京ダート1600m 曇/良）に出走。馬体重は512kg。16頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚色がやや鈍り、5着に終わった。

3月19日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、吉田隼人騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の3歳未勝利（中京ダート1400m 晴/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての3番人気に推されて13番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、超スローペースで馬群を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では長く末脚を持続させて、最後は2着のサンヴェリーに1馬身の差をつけて未勝利戦を制した。

7月29日、約4か月半の休み明けで迎えた3戦目は、3歳以上1勝クラスの3歳以上1勝クラス（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は木幡初也騎手（1戦0勝）。13頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始5番手を追走。最後は脚勢が鈍り10着に敗れた。

4歳（2024年）

2月17日、約7か月の休養明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた4戦目は、田辺裕信騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（東京ダート1400m 曇/良）に出走。16頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、やや遅いペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮やかな末脚を爆発させて、最後は2着のハッピーロンドンに2馬身の差をつけて久々の一戦を物にした。

3月17日、中3週で馬体重を前走から16kg絞って迎えた5戦目は、長岡禎仁騎手を鞍上に迎えて、4歳以上2勝クラス（阪神ダート1400m 雨/稍重）に出走。14頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、ややハイペースでレースを牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚勢が鈍り14着に敗れた。

5月12日、中7週で迎えた6戦目は、ハンデ戦で4歳以上2勝クラスのJRAウルトラプレミアム ウオッカカップ（東京ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は田辺裕信騎手（1戦1勝）。12頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、ミドルペースでレースを進める。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚が止まってしまい8着に終わった。

6月1日、中2週で迎えた7戦目は、3歳以上2勝クラスの由比ヶ浜特別（東京芝1400m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で田辺裕信騎手（2戦1勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が鈍り10着に敗れた。

12月14日、約6か月半の休み明けで迎えた8戦目は、3歳以上2勝クラスの2024ヤングジョッキーズシリーズファイナルラウンド中京2戦（中京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で田辺裕信騎手（3戦1勝）。16頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。端に立ち、遅いペースで一団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では脚が上がってしまい16着に敗れた。

2024年12月18日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。

デビュー前

1歳のとき、中館牧場から「北海道セプテンバーセールサラブレッド1歳」に上場され、由井健太郎によって286万円で落札された。

保利良次厩舎（兵庫）へ入厩。

1月22日、デビュー戦は田野豊三騎手を鞍上に据えて、徳島県阿波とん豚特別（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての2番ゲートからスタート。出走取消となった。