ロイヤルブルー（1994年生、母エフテーダイアナ）

ロイヤルブルー（1994年4月27日）は、日本の競走馬。品種はサラブレッド系で、毛色は鹿毛。種牡馬のクリスタルグリツターズ（当時14歳）と交配したエフテーダイアナが7歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）山岡牧場。戦績は、中央平地15戦2勝2着2回、地方7戦0勝。主な勝ち鞍は1997年のきんせんか賞(500万下)。

経歴

デビュー前

郷原洋行厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1996年）

8月3日、デビュー戦は郷原洋司騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（函館芝1000m 曇/良）に出走。馬体重は464kg。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。端に立ち、若干速いペースで一団を牽引。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘り切れず4着に敗れた。

8月25日、中2週で迎えた2戦目は、3歳新馬（函館芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で郷原洋司騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、タフなペースでレースを牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚色がやや衰え、3着に終わった。

9月14日、中2週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（函館ダート1000m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は3戦連続で郷原洋司騎手（2戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、些か速いペースで集団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち味の強靭な心肺能力で最後まで崩れずに走り抜いたが、ミヤジマリブに交わされて3馬身半差の2着に敗北した。

10月27日、中5週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（東京ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で郷原洋司騎手（3戦0勝）。11頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の粘り強さでしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったセンシュウマジックに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

11月17日、中2週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（東京ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で郷原洋司騎手（4戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、やや緩いペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に沈み5着に沈んだ。

12月1日、中1週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で郷原洋司騎手（5戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、壮絶なハイペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に飲まれ6着に沈んだ。

3歳（1997年）

1月7日、中4週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（中山ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で郷原洋司騎手（6戦0勝）。15頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。非常に速いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではキレのいい末脚を発揮したが、5着に終わった。

1月26日、中2週で迎えた8戦目は、4歳未勝利（東京ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は8戦連続で郷原洋司騎手（7戦0勝）。11頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線に入ると、前で粘るウエスタンバスターを次元の違う末脚で交わし去り、最後は4馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

2月9日、中1週で迎えた9戦目は、4歳500万下（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で郷原洋司騎手（8戦1勝）。14頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを10番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず7着に敗れた。

2月23日、中1週で迎えた10戦目は、4歳500万下のきんせんか賞（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で郷原洋司騎手（9戦1勝）。14頭立ての8番人気で大外14番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るマイネルジェイソンをクビ差だけ差し切って2勝目を手中に収めた。

3月16日、中2週で迎えた11戦目は、3歳G2のスプリングステークス（中山芝1800m 小雨/稍重）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は11戦連続で郷原洋司騎手（10戦2勝）。13頭立ての12番人気で大外13番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを8番手で通過。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位争いには絡めず7着に終わった。

4月12日、中3週で迎えた12戦目は、3歳オープンのベンジャミンステークス（中山芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で郷原洋司騎手（11戦2勝）。13頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら10番手で通過。直線では目立つような脚を使えず9着に終わった。

5月11日、中3週で迎えた13戦目は、3歳G1のNHKマイルカップ（東京芝1600m 晴/良）に出走。G1級競走への出走は初となった。鞍上は13戦連続で郷原洋司騎手（12戦2勝）。18頭立ての18番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く14着に終わった。

6月7日、中3週で迎えた14戦目は、4歳以上900万下のTVh杯（函館芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は14戦連続で郷原洋司騎手（13戦2勝）。11頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず9着に終わった。

4歳（1998年）

8月8日、約14か月の休み明けで迎えた15戦目は、4歳以上500万下（札幌芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は15戦連続で郷原洋司騎手（14戦2勝）。16頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後は脚が止まってしまい15着に終わった。

12月21日、約4か月半の休養明けで迎えた16戦目は、小嶋久輝騎手を鞍上に迎えて、一般B（水沢ダート1800m 小雪/重）に出走。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。8着に終わった。

5歳（1999年）

1月2日、中1週で迎えた17戦目は、草地保隆騎手を鞍上に迎えて、一般B（水沢ダート1800m 小雪/不良）に出走。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。6着に敗れた。

1月17日、中1週で迎えた18戦目は、村松学騎手を鞍上に迎えて、一般B（水沢ダート1800m 曇/不良）に出走。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。6着に終わった。

4月26日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から11kg増やして迎えた19戦目は、一般A（水沢ダート1600m 小雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で村松学騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。4着に終わった。

10月24日、約6か月の休養明けで迎えた20戦目は、畠山信一騎手を鞍上に迎えて、一般B（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。11頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。9着に敗れた。

11月3日、中0週で迎えた21戦目は、村上忍騎手を鞍上に迎えて、一般A B（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。11頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。10着に終わった。

12月30日、中7週で迎えた22戦目は、一般B（水沢ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は畠山信一騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。7着に敗れた。