ライザー（2008年生、母トキノスピカ）

経歴

デビュー前

1歳のとき、山本昇寿から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、木田茂雄によって262.5万円で落札された。2歳のとき、村下清志から「北海道トレーニングセールサラブレッド2歳」に上場され、岩手県馬主会によって682.5万円で落札された。

桜田浩三厩舎（盛岡）へ入厩。

2歳（2010年）

7月31日、デビュー戦は小林俊彦騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフューチャー（盛岡芝1000m 曇/重）に出走。馬体重は440kg。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず9着に敗れた。

8月9日、連闘で迎えた2戦目は、山本政聡騎手を鞍上に迎えて、2歳（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。7頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は失速してしまい7着に敗れた。

8月23日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた3戦目は、陶文峰騎手を鞍上に迎えて、2歳（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。逃げを打ち、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では別次元の末脚を爆発させて突き抜け、最後は2着のトーホクエナジーに5馬身の差をつけて初白星を挙げた。

9月4日、中1週で迎えた4戦目は、2歳戦のホープフル（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で陶文峰騎手（1戦1勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く8着に敗れた。

9月18日、中1週で迎えた5戦目は、2歳戦のホープフル（盛岡芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で陶文峰騎手（2戦1勝）。8頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚にキレが無く7着に終わった。

9月30日、中1週で迎えた6戦目は、小嶋久輝騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンの岩手山特別（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。9頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く9着に終わった。

10月17日、中1週で迎えた7戦目は、2歳戦のホープフル（盛岡芝1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は陶文峰騎手（3戦1勝）。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。先手を奪い、で一団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では最後まで息が続かず8着に終わった。

10月31日、中1週で迎えた8戦目は、2歳戦のホープフル（水沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で陶文峰騎手（4戦1勝）。10頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く10着に終わった。

11月15日、中1週で迎えた9戦目は、2歳（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で陶文峰騎手（5戦1勝）。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では天稟の負けじ心を発揮してゴールまで力走したが、3着に終わった。

11月28日、中1週で迎えた10戦目は、2歳戦のホープフル（水沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で陶文峰騎手（6戦1勝）。10頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚色が悪くなり9着に終わった。

12月11日、中1週で迎えた11戦目は、2歳戦のホープフル（水沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で陶文峰騎手（7戦1勝）。10頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、で馬群を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では今一つ伸び切れず7着に終わった。

12月27日、中1週で迎えた12戦目は、2歳C1一（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で陶文峰騎手（8戦1勝）。8頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず5着に終わった。

3歳（2011年）

1月9日、中1週で迎えた13戦目は、3歳C1一（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で陶文峰騎手（9戦1勝）。10頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。端に立ち、で一団を牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では切れる脚を使えず4着に終わった。

5月21日、約4か月半の休み明けで迎えた14戦目は、斎藤雄一騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のヒナザクラレース（盛岡ダート1400m 小雨/稍重）に出走。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では決め手に欠いて4着に終わった。

6月4日、中1週で迎えた15戦目は、3歳（盛岡芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で斎藤雄一騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では強靭な末脚を披露し、3着に入り込んだ。

6月11日、連闘で迎えた16戦目は、3歳戦の田瀬湖湖水まつりレース（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で斎藤雄一騎手（2戦0勝）。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びが劣勢になり5着に敗れた。

6月26日、中1週で迎えた17戦目は、3歳戦のせんまや太夫黒の再来レース（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で斎藤雄一騎手（3戦0勝）。8頭立ての4番人気で大外8番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は垂れてしまい7着に敗れた。

7月10日、中1週で迎えた18戦目は、3歳B2二（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で斎藤雄一騎手（4戦0勝）。8頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では見せ場を作れず6着に終わった。