バリアンパーシヤ（1983年生、母サンオーラーラ）

バリアンパーシヤ（1983年4月16日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のグリーングラス（当時10歳）と交配したサンオーラーラが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）細川牧場。戦績は、中央平地31戦4勝2着1回。1986年のれんげ賞(オープン)で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

1歳（1985年）

8月3日、7頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。4着に敗れた。

8月24日、6頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のダイナルックに3馬身の差をつけてトップでゴールを駆け抜けた。

9月8日、5頭立ての2番人気で1番ゲートからスタート。5着に敗れた。

9月21日、9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。9着に終わった。

10月27日、14頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。12着に終わった。

11月16日、8頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。4着に終わった。

12月7日、10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のプライムテストに半馬身の差をつけてトップでゴールインした。

12月14日、11頭立ての3番人気で大外11番ゲートからスタート。4着に終わった。

3歳（1986年）

1月12日、3歳G3のシンザン記念（京都芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は玉谷峰男騎手。9頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では余力が残っておらず9着に終わった。

2月15日、3歳オープンのバイオレットステークス（京都芝1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で玉谷峰男騎手。13頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。ハナに立ち、少し遅いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が悪くなり6着に終わった。

3月15日、3歳オープンの春蘭賞（阪神芝1600m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で玉谷峰男騎手。8頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。先頭に立ち、ミドルペースでレースを引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では末脚が振るわず5着に終わった。

4月12日、3歳オープンのれんげ賞（阪神芝1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で玉谷峰男騎手。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天稟の負けん性を発揮してゴールまで力走し、3着を確保した。

5月10日、3歳オープンの葵賞（京都芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で玉谷峰男騎手。12頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後はガス欠状態になり6着に終わった。

6月15日、4歳以上900万下のUHB賞（札幌ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は松田幸春騎手。11頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では速い脚を持続できず、3着に終わった。

7月12日、4歳以上900万下のSTV賞（札幌ダート1200m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で松田幸春騎手。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位争いには絡めず4着に終わった。

7月26日、4歳以上900万下の摩周湖特別（札幌ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で松田幸春騎手。10頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では伸びが鈍く9着に終わった。

12月20日、4歳以上900万下（阪神ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は玉谷峰男騎手。18頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、厳しいペースで馬群を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで先頭を奪い、最後は2着のツルマイスワローに1馬身3/4の差をつけて勝利した。

4歳（1987年）

1月24日、ハンデ戦で5歳以上1400万下の北山特別（京都ダート1400m 晴/重）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で玉谷峰男騎手。13頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、少し緩いペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は一杯になって10着に終わった。

2月21日、5歳以上1400万下の橿原特別（京都ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で玉谷峰男騎手。14頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

3月8日、ハンデ戦で5歳以上1400万下の鳴門ステークス（阪神ダート1800m 曇/不良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は猿橋重利騎手。12頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線ではいいところがなく10着に終わった。

3月22日、5歳以上1400万下の武庫川ステークス（阪神芝1400m 曇/良）に出走。鞍上は玉谷峰男騎手。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が衰えて6着に終わった。

4月18日、5歳以上1400万下の梅田ステークス（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で玉谷峰男騎手。12頭立ての9番人気で大外12番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後はタレてしまい10着に終わった。

5月17日、5歳以上1400万下の上賀茂特別（京都ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で玉谷峰男騎手。13頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。端をきり、平均的なペースで一団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はガス欠状態になり7着に終わった。

6月28日、4歳以上900万下の道新スポーツ賞（札幌ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は猿橋重利騎手。12頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切り、3着に入った。

7月11日、ハンデ戦で4歳以上900万下のエルムステークス（札幌ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で猿橋重利騎手。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち味のタフネスで最後まで崩れずに走り抜いたが、ミスタードンにクビ差交わされて2着に甘んじた。

7月26日、4歳以上900万下の層雲峡特別（札幌ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で猿橋重利騎手。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではぐんぐんと終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のホットレターに2馬身半の差をつけて勝利を手に入れた。

9月20日、ハンデ戦で4歳以上900万下の道新スポーツ杯（函館芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は玉谷峰男騎手。11頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では全く伸びず9着に敗れた。

11月1日、4歳以上900万下（京都ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で玉谷峰男騎手。16頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで力闘したが、4着に終わった。

11月22日、4歳以上900万下（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で玉谷峰男騎手。16頭立ての1番人気に推されて15番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

12月13日、4歳以上900万下（阪神ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で玉谷峰男騎手。12頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、馬場の外目を回って3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では脚勢がやや鈍り、4着に終わった。

12月26日、4歳以上900万下（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で玉谷峰男騎手。14頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。