ディアボリカドンナ（2022年生、母I'm Yours）

Diabolica Donna

2022.01.07

ディアボリカドンナ（2022年1月7日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「魔性の女(伊)」。毛色は鹿毛。種牡馬のフィエールマン（当時7歳）と交配したI'm Yoursが12歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道安平町、生産者はノーザンファーム。主な勝ち鞍は2025年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

1歳のとき、ノーザンレーシングから「セレクトセールサラブレッド1歳」に上場され、TMKレーシングによって4,290万円で落札された。

武井亮厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2025年）

2月22日、デビュー戦は長浜鴻緒騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（東京芝2400m 曇/良）に出走。馬体重は456kg。18頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では閃光のような末脚を発揮し、4着に入った。

7月13日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、今村聖奈騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（福島芝2000m 晴/良）に出走。16頭立ての4番人気に推されて2番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では卓出した伸び脚で急追したが、抜け出したワーキングデライトを差し切れず、1馬身1/4差の2着に敗北した。

7月27日、中1週で迎えた3戦目は、C.ルメール騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝2200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての1番人気に推されて大外14番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るエターナルシルバーをクビ差だけ差し切って未勝利戦を制した。