マービートレジャー（2001年生、母ミズサワノギャル）

マービートレジャー（2001年4月2日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「素晴らしい宝」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のマーベラスサンデー（当時9歳）と交配したミズサワノギャルが6歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）畠山牧場。戦績は、中央平地1戦0勝、地方10戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2003年のフューチャー。

経歴

デビュー前

伊藤和厩舎（水沢）へ入厩。

2歳（2003年）

10月11日、デビュー戦は草地保隆騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフューチャー（盛岡芝1000m 晴/良）に出走。馬体重は442kg。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のツインズダブリンに2馬身の差をつけて初白星を挙げた。

10月25日、中1週で迎えた2戦目は、2歳（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で草地保隆騎手（1戦1勝）。11頭立ての4番人気で大外11番ゲートからスタート。7着に敗れた。

11月9日、中1週で迎えた3戦目は、二本柳壮騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンの福島2歳ステークス（福島芝1200m 曇/良）に出走。16頭立ての16番人気で4番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。最後は垂れてしまい16着に終わった。

12月23日、中5週で迎えた4戦目は、2歳A2（水沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は草地保隆騎手（2戦1勝）。12頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。11着に終わった。

12月31日、連闘で迎えた5戦目は、2歳A2（水沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で草地保隆騎手（3戦1勝）。10頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったスズノカリスマからハナ差の2着となった。

3歳（2004年）

1月12日、中1週で迎えた6戦目は、3歳A2（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で草地保隆騎手（4戦1勝）。9頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。4着に終わった。

4月4日、約3か月の間隔を開けて迎えた7戦目は、長橋秀樹騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳戦の菜の花賞（水沢ダート1600m 曇/稍重）に出走。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。8着に敗れた。

4月17日、中1週で迎えた8戦目は、3歳A2（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で長橋秀樹騎手（1戦0勝）。11頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。9着に終わった。

10月5日、約5か月半の休み明けで馬体重を前走から17kg増やして迎えた9戦目は、米田幸治騎手を鞍上に迎えて、丹波焼陶器まつり特別（園田ダート1700m 曇/不良）に出走。12頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が鈍り12着に終わった。

10月28日、中2週で迎えた10戦目は、3歳以上B1-2（園田ダート1230m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で米田幸治騎手（1戦0勝）。11頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。逃げを打ち、でレースを進める。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では余力が残っておらず6着に終わった。

4歳（2005年）

3月8日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた11戦目は、4歳以上B3-2（姫路ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で米田幸治騎手（2戦0勝）。12頭立ての11番人気で大外12番ゲートからスタート。ハナを取り切り、でレースを牽引。しかし、徐々にポジションが下がり、馬場の外目を通りながら4コーナーを4番手で通過。最後は脚勢が鈍り12着に終わった。