スリーランザトップ（1995年生、母アジテーション）

スリーランザトップ（1995年5月12日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のサクラユタカオー（当時13歳）と交配したアジテーションが7歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）グランド牧場。戦績は、中央平地27戦2勝2着4回、中央障害1戦0勝、地方15戦0勝。主な勝ち鞍は1999年の5歳以上500万下。

経歴

デビュー前

橋本寿正厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1998年）

1月31日、デビュー戦は熊沢重文騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（京都ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は458kg。16頭立ての7番人気で15番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力闘したが、5着に終わった。

2月14日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、4歳新馬（京都ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で熊沢重文騎手（1戦0勝）。15頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では伸びが鈍く10着に敗れた。

2月28日、中1週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で熊沢重文騎手（2戦0勝）。11頭立ての7番人気で大外11番ゲートからスタート。先手を取り、かなり緩いペースで一団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では天資の勝負根性でゴールまで力戦し、4着を確保した。

3月14日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた4戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で熊沢重文騎手（3戦0勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、平均的なペースで集団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が鈍り8着に敗れた。

4月5日、中2週で迎えた5戦目は、的場均騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。10頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい6着に終わった。

7月4日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた6戦目は、竹之下智昭騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、トーホウスパークに交わされて2馬身半差の2着に敗北した。

8月9日、中4週で迎えた7戦目は、菊沢隆徳騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、やや緩いペースで馬群を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では弾けるような伸びで驀進したが、ラグビーシチーに交わされて4馬身差の2着に敗北した。

9月5日、中3週で迎えた8戦目は、河内洋騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（京都ダート1800m 晴/良）に出走。14頭立ての圧倒的1番人気に推されて9番ゲートからスタート。果敢に端をきり、若干緩いペースで一団を引っ張る。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のフレッシュレガリアに7馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

9月19日、中1週で迎えた9戦目は、4歳以上500万下（阪神ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で河内洋騎手（1戦1勝）。15頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを8番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり8着に敗れた。

10月10日、中2週で迎えた10戦目は、4歳以上500万下（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で河内洋騎手（2戦1勝）。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く4着に敗れた。

4歳（1999年）

5月30日、約7か月半の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた11戦目は、5歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は竹之下智昭騎手（1戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて15番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚が止まってしまい12着に敗れた。

6月12日、中1週で迎えた12戦目は、5歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で竹之下智昭騎手（2戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。端を奪う形となり、やや遅いペースで馬群を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。最後は垂れてしまい16着に敗れた。

6月26日、中1週で迎えた13戦目は、5歳以上500万下（阪神芝1600m 曇/稍重）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は河内洋騎手（3戦1勝）。16頭立ての6番人気で14番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では闘争心が光る走りを見せたが、伸びてきたマイジェントルマン決め手に屈して3/4馬身差の2着となった。

7月11日、中1週で迎えた14戦目は、5歳以上500万下（阪神芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で河内洋騎手（4戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るワカサウルフを強烈な末脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて2勝目を手に入れた。

8月8日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた15戦目は、松永幹夫騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の小樽特別（札幌芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

8月28日、中2週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた16戦目は、4歳以上500万下（札幌芝1500m 晴/良）に出走。鞍上は的場均騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。端を奪い、緩みのないペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では堅実な伸びを見せたが、タックンにアタマ差交わされて2着に甘んじた。

9月12日、中1週で迎えた17戦目は、4歳以上500万下（札幌芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は熊沢重文騎手（4戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、平均ペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では終いが甘くなり、3着に終わった。

9月25日、中1週で迎えた18戦目は、4歳以上500万下（札幌芝1200m 晴/重）に出走。鞍上は松永幹夫騎手（1戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚が上がってしまい14着に敗れた。

5歳（2000年）

5月14日、約7か月半の休み明けで迎えた19戦目は、5歳以上500万下（京都芝1600m 外回り雨/良）に出走。鞍上は竹之下智昭騎手（3戦0勝）。15頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚勢が悪くなり15着に敗れた。

6月11日、中3週で迎えた20戦目は、5歳以上500万下（中京芝1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で竹之下智昭騎手（4戦0勝）。18頭立ての6番人気で17番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず7着に敗れた。

7月22日、中5週で迎えた21戦目は、岡冨俊一騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（小倉障害芝2900m 晴/良）に出走。11頭立ての3番人気で大外11番ゲートからスタート。競走中止となった。

6歳（2001年）

2月18日、約7か月の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた22戦目は、松本達也騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（京都ダート1400m 晴/良）に出走。15頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では余力が残っておらず15着に終わった。

3月17日、中3週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた23戦目は、4歳以上500万下（阪神ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で松本達也騎手（1戦0勝）。15頭立ての15番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は脚色が鈍り13着に終わった。

4月10日、中2週で迎えた24戦目は、名古屋チャレンジカップネプチューン賞（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で松本達也騎手（2戦0勝）。12頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。8着に終わった。

4月28日、中2週で迎えた25戦目は、4歳以上500万下（京都芝1800m 外回り晴/良）に出走。鞍上は河内洋騎手（5戦2勝）。18頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではいい脚を見せられず11着に敗れた。

5月12日、中1週で迎えた26戦目は、4歳以上500万下（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は熊沢重文騎手（5戦0勝）。16頭立ての13番人気で14番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚が止まってしまい11着に終わった。

6月9日、中3週で迎えた27戦目は、古川吉洋騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の檜山特別（函館ダート1700m 晴/良）に出走。13頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい9着に終わった。

6月23日、中1週で迎えた28戦目は、3歳以上500万下（函館芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は竹之下智昭騎手（5戦0勝）。14頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では息の長い末脚を披露し、5着に入り込んだ。

7月7日、中1週で迎えた29戦目は、3歳以上500万下（函館芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で竹之下智昭騎手（6戦0勝）。14頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず8着に敗れた。

9月25日、約2か月半の間隔を開けて迎えた30戦目は、加藤誓二騎手を鞍上に迎えて、絵馬特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚が振るわず5着に敗れた。

10月8日、中1週で迎えた31戦目は、かえで特別（名古屋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で加藤誓二騎手（1戦0勝）。6頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。4着に終わった。

10月25日、中1週で迎えた32戦目は、ほととぎす特別（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で加藤誓二騎手（2戦0勝）。11頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。9着に終わった。

11月15日、中2週で迎えた33戦目は、ひいらぎ特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で加藤誓二騎手（3戦0勝）。12頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。12着に終わった。

12月5日、中2週で迎えた34戦目は、さざんか特別（名古屋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で加藤誓二騎手（4戦0勝）。8頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。7着に終わった。

12月11日、連闘で迎えた35戦目は、名古屋チャレンジカップミネルヴァ賞（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で加藤誓二騎手（5戦0勝）。11頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。8着に終わった。

7歳（2002年）

1月1日、中2週で迎えた36戦目は、松竹梅特別（中京(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で加藤誓二騎手（6戦0勝）。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。5着に終わった。

1月16日、中1週で迎えた37戦目は、名古屋チャレンジカップヴィーナス賞（名古屋ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は8戦連続で加藤誓二騎手（7戦0勝）。12頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。10着に終わった。

2月19日、中4週で迎えた38戦目は、丹羽克輝騎手を鞍上に迎えて、名古屋チャレンジカップヘラクレス賞（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。11頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。6着に終わった。

3月5日、中1週で迎えた39戦目は、名古屋チャレンジカップオルフェウス賞（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で丹羽克輝騎手（1戦0勝）。11頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。8着に終わった。

4月9日、中4週で迎えた40戦目は、大畑雅章騎手を鞍上に迎えて、名古屋チャレンジカップネプチューン賞（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。12頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。8着に終わった。

4月16日、連闘で迎えた41戦目は、卯の花特別（名古屋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は加藤誓二騎手（8戦0勝）。12頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。9着に終わった。

5月1日、中1週で迎えた42戦目は、藤の花特別（名古屋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は丹羽克輝騎手（2戦0勝）。12頭立ての12番人気で大外12番ゲートからスタート。9着に終わった。

5月8日、連闘で迎えた43戦目は、山田崇史騎手を鞍上に迎えて、パンジー特別（名古屋ダート1600m 曇/稍重）に出走。12頭立ての12番人気で大外12番ゲートからスタート。8着に終わった。