マイネルアラウダ（2020年生、母ウォーブル）

マイネルアラウダ（2020年3月27日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名+ひばり(ラテン語)。母名(鳥のさえずり)より連想」。毛色は栗毛。種牡馬のロージズインメイ（当時20歳）と交配したウォーブルが7歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は株式会社ブルースターズファーム。主な勝ち鞍は2023年の3歳B C1。

経歴

デビュー前

伊藤大士厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2022年）

8月20日、デビュー戦は柴田大知騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（新潟ダート1800m 雨/稍重）に出走。馬体重は476kg。15頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では見せ場を作れず9着に終わった。

9月10日、中2週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（中山ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で柴田大知騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではいい脚を見せられず6着に終わった。

9月17日、連闘で迎えた3戦目は、2歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で柴田大知騎手（2戦0勝）。11頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では脚が残っておらず6着に終わった。

10月10日、中2週で迎えた4戦目は、2歳未勝利（東京ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で柴田大知騎手（3戦0勝）。14頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では見せ場を作れず10着に終わった。

3歳（2023年）

2月26日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた5戦目は、3歳未勝利（中山芝2000m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は5戦連続で柴田大知騎手（4戦0勝）。18頭立ての18番人気で17番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では末脚にキレが無く15着に終わった。

3月11日、中1週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で柴田大知騎手（5戦0勝）。16頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では全く伸びず7着に終わった。

4月1日、中2週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で柴田大知騎手（6戦0勝）。14頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では脚を伸ばせず8着に終わった。

2023年4月20日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。

4月18日、中1週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた8戦目は、3歳戦のフォーチュネイトひなげし特別（大井ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は8戦連続で柴田大知騎手（7戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、ミドルペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が悪くなり7着に敗れた。

5月25日、中4週で馬体重を前走から13kg絞って迎えた9戦目は、大山龍太郎騎手を鞍上に迎えて、3歳C1（園田ダート1400m 曇/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のヨシイチに4馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

6月7日、中1週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた10戦目は、下原理騎手を鞍上に迎えて、3歳B C1（園田ダート1700m 晴/稍重）に出走。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では豪脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のハードボイルドに2馬身の差をつけて断トツ人気に応えた。

6月22日、中1週で迎えた11戦目は、山本屋太三騎手を鞍上に迎えて、3歳A B（園田ダート1400m 曇/不良）に52kgの軽斤量で出走。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では見せ場なく7着に敗れた。

6月29日、連闘で迎えた12戦目は、3歳A B（園田ダート1700m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で山本屋太三騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では見せ場を作れず4着に敗れた。

7月28日、中3週で迎えた13戦目は、3歳以上C1（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は大山龍太郎騎手（1戦1勝）。12頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では印象的な伸び脚で急追したが、勝ったシックザインに詰め切れず、5馬身差の2着となった。

8月3日、連闘で迎えた14戦目は、3歳戦の六甲山特別（園田ダート1870m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は山本屋太三騎手（2戦0勝）。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では切れる脚を使えず5着に敗れた。

12月19日、約4か月半の休養明けで迎えた15戦目は、3歳以上C2一（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は大山龍太郎騎手（2戦1勝）。12頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切り、3着を確保した。

4歳（2024年）

1月4日、中1週で迎えた16戦目は、4歳以上C2（園田ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で大山龍太郎騎手（3戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線に入ると、前で粘るブラックヒルを鬼脚でクビ差だけ差し切って3勝目を手に入れた。

1月18日、中1週で迎えた17戦目は、オウバイ賞（姫路ダート1800m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で大山龍太郎騎手（4戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では伸びが甘くなり、4着に終わった。

1月31日、中1週で迎えた18戦目は、モクレン賞（姫路ダート2000m 雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で大山龍太郎騎手（5戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では見事な伸び脚で猛進したが、伸びてきたマイネルイヴィンス決め手に屈して半馬身差の2着に敗北した。

2月13日、中1週で迎えた19戦目は、4歳以上B2（姫路ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は下原理騎手（1戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は一杯になって5着に敗れた。

3月7日、中2週で迎えた20戦目は、アーモンド賞（姫路ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は大山龍太郎騎手（6戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線に入ると、前で粘るメイショウギシオーを目の覚めるような末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて勝利を手に入れた。

3月26日、中2週で迎えた21戦目は、追悼記念ありがとうアイスバーグ（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で大山龍太郎騎手（7戦3勝）。11頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では天稟の負けじ心を発揮してゴールまで力走したが、3着に終わった。

4月16日、中2週で迎えた22戦目は、4歳以上B2（園田ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で大山龍太郎騎手（8戦3勝）。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前のタフネスでしぶとく走り抜いたが、伸びてきたマイネルイヴィンス決め手に屈してクビ差の2着に惜敗した。