フジノミッキー（1990年生、母トシオカンノン）

Fujino Mickey

1990.04.14

フジノミッキー（1990年4月14日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のミルジヨージ（当時15歳）と交配したトシオカンノンが14歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者はかみむら牧場。戦績は、中央平地8戦1勝2着2回、地方1戦0勝。主な勝ち鞍は1993年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

須貝彦三厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1993年）

1月9日、デビュー戦は須貝尚介騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（京都芝1800m 外回り 曇/良）に出走。馬体重は464kg。16頭立ての9番人気で大外16番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では脚を伸ばせず11着に終わった。

1月23日、中1週で迎えた2戦目は、4歳新馬（京都ダート1800m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で須貝尚介騎手（1戦0勝）。16頭立ての13番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く11着に終わった。

6月19日、約5か月の休み明けで馬体重を前走から18kg減らして迎えた3戦目は、川合達彦騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（京都芝1800m 外回り 雨/稍重）に52kgの軽斤量で出走。15頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを13番手で通過。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位には届かず6着に終わった。

7月17日、中3週で迎えた4戦目は、塩村克己騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（小倉芝1800m 曇/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての8番人気で大外12番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず10着に終わった。

7月31日、中1週で迎えた5戦目は、佐藤哲三騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（小倉芝1800m 曇/良）に出走。16頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では弾けるように疾駆したが、抜け出したセントバルカンを捕まえ切れず、半馬身差の2着となった。

8月14日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた6戦目は、4歳未勝利（小倉芝2000m 雨/不良）に出走。鞍上は須貝尚介騎手（2戦0勝）。11頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では堅調な伸びを見せたが、勝ったアグネスファインに詰め切れず、3馬身半差の2着となった。

8月29日、中1週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた7戦目は、4歳未勝利（小倉芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で須貝尚介騎手（3戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るダイジュボーイを次元の違う末脚で交わし去り、最後は4馬身の差をつけて初白星を挙げた。

10月3日、中4週で迎えた8戦目は、4歳以上500万下の布引特別（阪神芝2500m 雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で須貝尚介騎手（4戦1勝）。14頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを11番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く11着に敗れた。

4歳（1994年）

7月2日、約9か月の休養明けで馬体重を前走から26kg増やして迎えた9戦目は、矢ケ部徹騎手を鞍上に迎えて、火の国賞（荒尾ダート2000m 晴/良）に出走。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。7着に敗れた。