サクラトップビクト（2014年生、母シンシンパッション）

サクラトップビクト（2014年3月11日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋勝利者を意味する人名より」。毛色は栗毛。種牡馬のアグネスデジタル（当時17歳）と交配したシンシンパッションが19歳のときに産んだ11番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）千代田牧場。主な勝ち鞍は2017年の3歳B。

経歴

デビュー前

1歳のとき、千代田牧場から「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場され、櫻井秀樹によって529.2万円で落札された。

奥平雅士厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2016年）

8月21日、デビュー戦は丸田恭介騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。馬体重は454kg。18頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始18番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず14着に敗れた。

9月17日、中3週で迎えた2戦目は、吉田隼人騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳未勝利（中山ダート1200m 晴/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての8番人気で15番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず6着に敗れた。

10月15日、中3週で迎えた3戦目は、江田照男騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では決め手が足りず8着に終わった。

11月6日、中2週で迎えた4戦目は、2歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で江田照男騎手（1戦0勝）。16頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず11着に終わった。

12月23日、中6週で迎えた5戦目は、2歳未勝利（中山ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で江田照男騎手（2戦0勝）。16頭立ての15番人気で15番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい10着に終わった。

3歳（2017年）

2月26日、中8週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた6戦目は、西田雄一郎騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての15番人気で7番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では末脚が振るわず14着に終わった。

3月26日、中3週で馬体重を前走から12kg絞って迎えた7戦目は、菊沢一樹騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1800m 小雨/良）に51kgの軽斤量で出走。16頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線では見せ場なく16着に終わった。

4月23日、中3週で馬体重を前走から21kg戻して迎えた8戦目は、青柳正義騎手を鞍上に迎えて、3歳B5（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では一際目立つ伸び脚で追い上げたが、勝ったカネトシジュテームに詰め切れず、9馬身差の2着に敗北した。

4月30日、連闘で迎えた9戦目は、3歳B（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で青柳正義騎手（1戦0勝）。6頭立ての2番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では決め手が足りず3着に敗れた。

5月7日、連闘で迎えた10戦目は、3歳B5（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で青柳正義騎手（2戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の忍耐力ででしぶとく走り抜いたが、勝ったライヘンバッハに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

5月14日、連闘で迎えた11戦目は、3歳B（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で青柳正義騎手（3戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のレディトゥウインに3馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

5月23日、連闘で迎えた12戦目は、3歳B2（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で青柳正義騎手（4戦1勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚が止まってしまい7着に敗れた。

6月6日、中1週で迎えた13戦目は、3歳B2（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で青柳正義騎手（5戦1勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端に立ち、で一団を先導。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘り切れず4着に沈んだ。

6月13日、連闘で迎えた14戦目は、3歳B（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で青柳正義騎手（6戦1勝）。6頭立ての2番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前のタフネスでしぶとく走り抜いたが、カルマクイーンにアタマ差交わされて2着に甘んじた。

6月20日、連闘で迎えた15戦目は、3歳B2（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で青柳正義騎手（7戦1勝）。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後は失速してしまい9着に終わった。

7月2日、中1週で迎えた16戦目は、3歳B2（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は9戦連続で青柳正義騎手（8戦1勝）。8頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では切れる脚を使えず5着に終わった。

7月18日、中1週で迎えた17戦目は、3歳B2（金沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で青柳正義騎手（9戦1勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚にキレが無く8着に敗れた。

7月25日、連闘で迎えた18戦目は、3歳B（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は11戦連続で青柳正義騎手（10戦1勝）。8頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい8着に終わった。

8月15日、中2週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた19戦目は、3歳B3（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は12戦連続で青柳正義騎手（11戦1勝）。8頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず8着に終わった。

8月29日、中1週で迎えた20戦目は、3歳B3（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で青柳正義騎手（12戦1勝）。9頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では目立つような脚を使えず9着に終わった。

11月7日、中9週で迎えた21戦目は、平瀬城久騎手を鞍上に迎えて、一般C2四（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では末脚がパッとせず7着に終わった。

11月21日、中1週で迎えた22戦目は、一般C2四（金沢ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は青柳正義騎手（13戦1勝）。8頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではいいところがなく5着に終わった。

12月5日、中1週で迎えた23戦目は、一般C2三（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で青柳正義騎手（14戦1勝）。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端をきり、で一団を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では持ち前のタフネスでしぶとく走り抜いたが、キャノンショットに交わされて5馬身差の2着となった。

12月22日、中1週で迎えた24戦目は、一般C2三（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は平瀬城久騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、で馬群を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では見せ場なく4着に敗れた。

4歳（2018年）

1月11日、中2週で迎えた25戦目は、山下雅之騎手を鞍上に迎えて、一般C13（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚を伸ばせず4着に敗れた。

1月23日、中1週で迎えた26戦目は、一般C14（笠松ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で山下雅之騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。敢然と端をきり、で一団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では伸びが続かず、3着に終わった。

2月7日、中1週で迎えた27戦目は、一般C13（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山下雅之騎手（2戦0勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったベニコウライに詰め切れず、1馬身差の2着となった。

2月20日、中1週で迎えた28戦目は、一般C12（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で山下雅之騎手（3戦0勝）。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。端を奪い、で一団を引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では末脚がパッとせず5着に敗れた。

3月8日、中1週で迎えた29戦目は、一般C10（笠松ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で山下雅之騎手（4戦0勝）。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の粘り強さでしぶとく脚を伸ばしたが、シャルマンリッシュに交わされて1馬身半差の2着となった。

3月21日、中1週で迎えた30戦目は、岐阜初!鮪しゃぶしゃぶ★かじ木（笠松ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で山下雅之騎手（5戦0勝）。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚が残っておらず5着に終わった。

4月5日、中1週で迎えた31戦目は、一般C9（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で山下雅之騎手（6戦0勝）。8頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では全く伸びず6着に終わった。

4月23日、中2週で迎えた32戦目は、一般C11（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で山下雅之騎手（7戦0勝）。8頭立ての4番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚にキレが無く5着に敗れた。

5月8日、中1週で迎えた33戦目は、一般C11（笠松ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で山下雅之騎手（8戦0勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では見せ場なく5着に敗れた。

5月28日、中2週で迎えた34戦目は、一般C10（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で山下雅之騎手（9戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では伸びを欠き7着に敗れた。

6月28日、中3週で迎えた35戦目は、森島貴之騎手を鞍上に迎えて、一般C9（笠松ダート1400m 曇/稍重）に出走。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚色が衰えて9着に敗れた。