クイックアクション（1995年生、母イエローブルーム）

クイックアクション（1995年4月12日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のアサティス（当時10歳）と交配したイエローブルームが7歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）グランド牧場。戦績は、中央平地9戦1勝2着2回、地方31戦0勝2着1回。主な勝ち鞍は1998年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

星川薫厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1998年）

3月29日、デビュー戦は本田優騎手を鞍上に据えて、4歳未出走（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は430kg。12頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず6着に敗れた。

4月11日、中1週で迎えた2戦目は、4歳未出走（阪神ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で本田優騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったキングシアトルに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

4月25日、中1週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（京都ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で本田優騎手（2戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて15番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では脚色がやや衰え、5着に終わった。

5月10日、中1週で迎えた4戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（京都ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で本田優騎手（3戦0勝）。16頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで頑張り、3着に入った。

5月30日、中2週で迎えた5戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（中京ダート1000m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で本田優騎手（4戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では閃光のような末脚を発揮したが、3着に終わった。

6月20日、中2週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（函館ダート1000m 雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で本田優騎手（5戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では全く伸びず4着に敗れた。

6月28日、連闘で迎えた7戦目は、4歳未勝利（函館ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で本田優騎手（6戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

7月12日、中1週で迎えた8戦目は、4歳未勝利（函館ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で本田優騎手（7戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではしぶとさが光る走りを見せたが、抜け出したクリノサークルにハナ差届かず2着に甘んじた。

7月19日、連闘で迎えた9戦目は、4歳未勝利（函館ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で本田優騎手（8戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るシーザースキングを鮮やかな末脚でクビ差だけ差し切って待望の初勝利を挙げた。

4歳（1999年）

4月4日、約8か月半の休養明けで迎えた10戦目は、阿部正義騎手を鞍上に迎えて、ハンデ地方重賞の若草賞（新潟(地)ダート1700m 晴/稍重）に出走。12頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。12着に終わった。

4月18日、中1週で迎えた11戦目は、五十嵐剛紹騎手を鞍上に迎えて、春暖特別（新潟(地)ダート1700m 曇/良）に出走。12頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。8着に終わった。

5月5日、中1週で迎えた12戦目は、熊木良介騎手を鞍上に迎えて、薫風特別（新潟(地)ダート1700m 晴/重）に出走。12頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。7着に終わった。

6月2日、中3週で迎えた13戦目は、下越特別（新潟(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は阿部正義騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。6着に終わった。

6月12日、中0週で迎えた14戦目は、晩春特別（新潟(地)ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は五十嵐剛紹騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。8着に終わった。

7月11日、中3週で迎えた15戦目は、一般B1イ（新潟(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は熊木良介騎手（1戦0勝）。11頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。8着に終わった。

7月28日、中1週で迎えた16戦目は、笠堀特別（三条ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で熊木良介騎手（2戦0勝）。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。7着に終わった。

8月19日、中2週で迎えた17戦目は、一般B1イ（三条ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で熊木良介騎手（3戦0勝）。10頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。4着に終わった。

9月15日、中3週で迎えた18戦目は、長月特別（三条ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は五十嵐剛紹騎手（2戦0勝）。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。8着に終わった。

10月24日、中5週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた19戦目は、加藤和義騎手を鞍上に迎えて、一般B1（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。9頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したマロンインパルスを捕まえ切れず、3/4馬身差の2着となった。

11月7日、中1週で迎えた20戦目は、一般B1（金沢ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で加藤和義騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には届かず5着に敗れた。

11月21日、中1週で迎えた21戦目は、一般B1（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で加藤和義騎手（2戦0勝）。7頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では脚を伸ばせず6着に終わった。

12月7日、中1週で迎えた22戦目は、一般B1（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で加藤和義騎手（3戦0勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では伸びあぐねて6着に敗れた。

12月19日、中1週で迎えた23戦目は、一般B1（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で加藤和義騎手（4戦0勝）。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず6着に終わった。

5歳（2000年）

1月3日、中1週で迎えた24戦目は、一般B1（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で加藤和義騎手（5戦0勝）。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず8着に終わった。

5月21日、約4か月半の休み明けで迎えた25戦目は、一般B1（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で加藤和義騎手（6戦0勝）。9頭立ての9番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず9着に終わった。

6月4日、中1週で迎えた26戦目は、古性秀之騎手を鞍上に迎えて、一般B1（金沢ダート1500m 晴/稍重）に出走。7頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには参加できず6着に終わった。

6月18日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた27戦目は、一般B1（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は加藤和義騎手（7戦0勝）。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には届かず6着に終わった。

7月2日、中1週で馬体重を前走から9kg絞って迎えた28戦目は、一般B1（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で加藤和義騎手（8戦0勝）。9頭立ての7番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには加われず6着に終わった。

7月16日、中1週で迎えた29戦目は、山中利夫騎手を鞍上に迎えて、一般B1（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。9頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず6着に終わった。

7月30日、中1週で迎えた30戦目は、一般B1（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山中利夫騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには加われず5着に終わった。

8月13日、中1週で迎えた31戦目は、レグルス特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は加藤和義騎手（9戦0勝）。8頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では伸びを欠き4着に終わった。

8月27日、中1週で迎えた32戦目は、一般B1（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で加藤和義騎手（10戦0勝）。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず6着に終わった。

9月10日、中1週で迎えた33戦目は、一般B1（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で加藤和義騎手（11戦0勝）。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず4着に終わった。

9月24日、中1週で迎えた34戦目は、一般B1（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で加藤和義騎手（12戦0勝）。9頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。端をきる形となり、で馬群を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後はバテてしまい9着に終わった。

10月22日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた35戦目は、一般B1（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は古性秀之騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には届かず6着に終わった。

11月3日、中1週で迎えた36戦目は、一般B1（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で古性秀之騎手（2戦0勝）。8頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には届かず6着に終わった。

11月20日、中1週で迎えた37戦目は、一般B2（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で古性秀之騎手（3戦0勝）。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には割り込めず8着に敗れた。

12月4日、中1週で迎えた38戦目は、一般B2（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で古性秀之騎手（4戦0勝）。7頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず6着に敗れた。

12月18日、中1週で迎えた39戦目は、一般B2（金沢ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で古性秀之騎手（5戦0勝）。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには参加できず7着に終わった。

6歳（2001年）

1月3日、中1週で迎えた40戦目は、一般B1（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で古性秀之騎手（6戦0勝）。8頭立ての8番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では末脚を伸ばせず7着に終わった。