ニルバーナゴールド（2002年生、母Brighter Than Gold）

ニルバーナゴールド（2002年4月28日）は、アメリカ合衆国で生まれ、日本で調教された競走馬。牡馬。馬名の意味は「悟りの境地、または究極（サンスクリット語）＋母名の一部」。毛色は栗毛。種牡馬のMr. Greeley（当時10歳）と交配したBrighter Than Goldが13歳のときに産んだ仔が本馬である。戦績は、中央平地7戦0勝2着1回。

経歴

デビュー前

池江泰寿厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2005年）

3月20日、デビュー戦は武豊騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山ダート1800m 曇/良）に出走。馬体重は520kg。16頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では矢のような伸びを見せたが、勝ったゴーグルシチーにねじ伏せられて2馬身半差の2着に敗北した。

4月2日、中1週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で武豊騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚を伸ばせず5着に敗れた。

6月5日、中8週で迎えた3戦目は、藤岡佑介騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京ダート1000m 晴/重）に出走。16頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では強靭な末脚を披露したが、3着に終わった。

6月19日、中1週で迎えた4戦目は、中舘英二騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島ダート1150m 晴/良）に出走。15頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はバテてしまい8着に敗れた。

8月13日、中7週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（小倉ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は武豊騎手（2戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では決め手が足りず11着に敗れた。

9月18日、中4週で迎えた6戦目は、赤木高太郎騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての5番人気で13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では切れ味のいい末脚を繰り出し、3着に入った。

10月2日、中1週で迎えた7戦目は、柴原央明騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1400m 曇/良）に出走。16頭立ての6番人気で15番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では脚を伸ばせず9着に敗れた。