ダノンモンスター（2005年生、母スタイルリスティック）

ダノンモンスター（2005年2月3日）は、アメリカ合衆国で生まれ、日本で調教された競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋怪物。怪物のような活躍を期待して」。毛色は鹿毛。種牡馬のUnbridled's Song（当時12歳）と交配したスタイルリスティックが7歳のときに産んだ仔が本馬である。戦績は、中央平地6戦0勝、中央障害2戦0勝、地方4戦0勝2着1回。

経歴

デビュー前

森秀行厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2007年）

7月22日、デビュー戦は福永祐一騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（函館芝1800m 曇/良）に出走。馬体重は470kg。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では最後まで息が続かず7着に敗れた。

8月4日、中1週で迎えた2戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（函館ダート1000m 雨/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では伸びが劣勢になり9着に敗れた。

9月29日、中7週で迎えた3戦目は、後藤浩輝騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（阪神ダート1800m 曇/良）に出走。16頭立ての4番人気に推されて12番ゲートからスタート。果敢に端をきり、若干速いペースで一団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はガス欠状態になり11着に敗れた。

10月14日、中1週で迎えた4戦目は、中舘英二騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（京都芝1400m 曇/良）に出走。11頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が悪くなり7着に敗れた。

12月16日、中8週で迎えた5戦目は、的場勇人騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中京ダート1000m 晴/良）に出走。16頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張り、3着に入った。

3歳（2008年）

5月22日、約5か月半の休養明けで迎えた6戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のエメラルドフラワー賞（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。11頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、やや遅いペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではビュッと切れる脚で猛進したが、オンリーパワーにハナ差交わされて2着に惜敗した。

6月11日、中2週で迎えた7戦目は、武豊騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のフェルカド特別（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月30日、中6週で迎えた8戦目は、3歳戦のボルックス特別（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は中舘英二騎手（1戦0勝）。13頭立ての圧倒的1番人気に推されて10番ゲートからスタート。5着に敗れた。

9月7日、中5週で迎えた9戦目は、3歳未勝利（札幌ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は的場勇人騎手（1戦0勝）。11頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では切れる脚を使えず11着に終わった。

4歳（2009年）

3月7日、約6か月の休養明けで馬体重を前走から22kg増やして迎えた10戦目は、高田潤騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート2970m 晴）に出走。14頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。10着に終わった。

6月14日、約3か月半の休み明けで迎えた11戦目は、黒岩悠騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（中京障害芝2800m 曇/良）に出走。14頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。13着に終わった。

8月5日、中6週で馬体重を前走からさらに10kg減らして迎えた12戦目は、藤田伸二騎手を鞍上に迎えて、アルファルド特別（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。12頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では末脚にキレが無く10着に敗れた。