エレガンスブルーム（1988年生、母ハヤブサアラナス）
Elegance Bloom
1988.03.17
エレガンスブルーム（1988年3月17日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は芦毛。種牡馬のメンデス（当時7歳）と交配したハヤブサアラナスが15歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）藤本牧場。戦績は、中央平地20戦1勝、地方33戦2勝2着3回。主な勝ち鞍は1990年の3歳未勝利。
経歴
デビュー前
尾形盛次厩舎（美浦）へ入厩。
2歳（1990年）
7月22日、デビュー戦は鈴木寿騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（新潟芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は482kg。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい7着に終わった。
8月5日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、3歳新馬（新潟芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で鈴木寿騎手（1戦0勝）。8頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では脚が上がってしまい8着に終わった。
9月1日、中3週で迎えた3戦目は、菊川正達騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝1200m 晴/良）に出走。10頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では鋭い脚を使えず10着に終わった。
9月22日、中2週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（中山芝1200m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は鈴木寿騎手（2戦0勝）。11頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では末脚にキレが無く8着に終わった。
10月6日、中1週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（東京ダート1200m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で鈴木寿騎手（3戦0勝）。5頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では速い脚を使えず4着に終わった。
10月20日、中1週で迎えた6戦目は、田中勝春騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝1400m 晴/良）に出走。11頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切り、4着に入り込んだ。
11月3日、中1週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中勝春騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線に入ると、前で粘るベルビュークインを次元の違う末脚で交わし去り、最後は3馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。
11月17日、中1週で迎えた8戦目は、中野栄治騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下の3歳抽せん馬特別（東京ダート1600m 晴/良）に出走。7頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では全く伸びず4着に敗れた。
12月9日、中2週で迎えた9戦目は、3歳500万下（中山ダート1200m 雨/良）に出走。鞍上は田中勝春騎手（2戦1勝）。9頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では今一つ伸び切れず8着に終わった。
12月22日、中1週で迎えた10戦目は、3歳500万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中勝春騎手（3戦1勝）。12頭立ての11番人気で大外12番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚が振るわず8着に終わった。
3歳（1991年）
1月12日、中2週で迎えた11戦目は、4歳500万下（中山ダート1200m 雪/良）に出走。鞍上は3戦連続で田中勝春騎手（4戦1勝）。9頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚が冴えず4着に終わった。
8月18日、約7か月半の休み明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた12戦目は、4歳以上500万下（新潟ダート1700m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は菊川正達騎手（1戦0勝）。11頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は脚勢が衰えて11着に終わった。
9月1日、中1週で迎えた13戦目は、郷原洋司騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（新潟ダート1200m 晴/稍重）に50kgの軽斤量で出走。12頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く7着に終わった。
9月22日、中2週で迎えた14戦目は、土谷智紀騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中山ダート1200m 曇/稍重）に50kgの軽斤量で出走。16頭立ての16番人気で7番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり10着に終わった。
10月6日、中1週で迎えた15戦目は、沢昭典騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（東京ダート1200m 小雨/良）に50kgの軽斤量で出走。8頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい6着に終わった。
10月19日、中1週で迎えた16戦目は、4歳以上500万下（東京ダート1400m 曇/稍重）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は土谷智紀騎手（1戦0勝）。8頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天稟の闘志でゴールまで力走し、3着に入り込んだ。
11月9日、中2週で迎えた17戦目は、浜野谷憲尚騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下（東京ダート1600m 晴/重）に51kgの軽斤量で出走。11頭立ての5番人気で大外11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は減速してしまい10着に敗れた。
11月23日、中1週で迎えた18戦目は、玉ノ井健志騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下（東京ダート1400m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。14頭立ての14番人気で4番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では全く伸びず11着に終わった。
12月8日、中1週で迎えた19戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（中山ダート1200m 小雨/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は沢昭典騎手（1戦0勝）。11頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず8着に終わった。
12月21日、中1週で迎えた20戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（中山ダート1800m 曇/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は玉ノ井健志騎手（1戦0勝）。16頭立ての16番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではいい脚を見せられず7着に終わった。
4歳（1992年）
3月2日、中9週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた21戦目は、村上頼章騎手を鞍上に迎えて、一般C2七八（大井ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。4着に敗れた。
3月24日、中2週で迎えた22戦目は、一般C2四五（大井ダート1500m 内回り 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で村上頼章騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、勝ったフックボールから1馬身半差の2着に敗北した。
4月16日、中2週で迎えた23戦目は、朝倉実騎手を鞍上に迎えて、京橋特別（大井ダート1800m 晴/重）に出走。14頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったスプリングジョージからハナ差の2着に甘んじた。
4月27日、中1週で迎えた24戦目は、一般C1八九（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で朝倉実騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったツクバスターから3/4馬身差の2着に敗北した。
5月11日、中1週で迎えた25戦目は、一般C1五六（大井ダート1600m 内回り 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で朝倉実騎手（2戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。4着に終わった。
6月3日、中2週で迎えた26戦目は、一般C1四五（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で朝倉実騎手（3戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。3着に終わった。
6月18日、中1週で迎えた27戦目は、ぎょしゃ座特別（大井ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で朝倉実騎手（4戦0勝）。14頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。4着に終わった。
7月3日、中1週で迎えた28戦目は、吾妻橋特別（大井ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は村上頼章騎手（2戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。7着に敗れた。
7月14日、中1週で迎えた29戦目は、さそり座特別（大井ダート1700m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で村上頼章騎手（3戦0勝）。13頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。7着に敗れた。
7月26日、中1週で迎えた30戦目は、ルナ特別（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で村上頼章騎手（4戦0勝）。11頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。9着に終わった。
8月10日、中1週で迎えた31戦目は、佐々木竹見騎手を鞍上に迎えて、こぐま座特別（大井ダート1600m 内回り 晴/良）に出走。12頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。最後は、2着のリワードマリッジに1馬身半の差をつけて久々に白星を挙げた。
8月23日、中1週で迎えた32戦目は、わし座特別（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐々木竹見騎手（1戦1勝）。13頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のダイモンシンアに1馬身の差をつけて3勝目を奪取した。
9月16日、中2週で迎えた33戦目は、スターサファイア賞（大井ダート1600m 内回り 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で佐々木竹見騎手（2戦2勝）。13頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。12着に敗れた。
10月1日、中1週で迎えた34戦目は、トゥモローナイト賞（大井ダート1700m 雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で佐々木竹見騎手（3戦2勝）。12頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。3着に入った。
10月18日、中1週で迎えた35戦目は、ブルースカイ賞（大井ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で佐々木竹見騎手（4戦2勝）。12頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。6着に敗れた。
11月10日、中2週で迎えた36戦目は、紅葉賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は村上頼章騎手（5戦0勝）。14頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。3着を確保した。
12月1日、中2週で迎えた37戦目は、一般B1二（大井ダート1600m 内回り 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で村上頼章騎手（6戦0勝）。12頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。11着に終わった。
12月14日、中1週で迎えた38戦目は、ブルージルコン賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で村上頼章騎手（7戦0勝）。13頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。12着に終わった。
12月28日、中1週で迎えた39戦目は、佐藤壽騎手を鞍上に迎えて、イヤーエンド賞（大井ダート2000m 晴/良）に出走。14頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。11着に終わった。
5歳（1993年）
6月5日、約5か月半の休養明けで迎えた40戦目は、エメラルド賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤壽騎手（1戦0勝）。14頭立ての14番人気で2番ゲートからスタート。13着に終わった。
6月16日、中1週で迎えた41戦目は、鷹見浩騎手を鞍上に迎えて、ペルセウス賞（大井ダート1200m 晴/良）に出走。10頭立ての9番人気で大外10番ゲートからスタート。10着に終わった。
7月2日、中1週で迎えた42戦目は、カペラ賞（大井ダート1800m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で鷹見浩騎手（1戦0勝）。13頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。11着に終わった。
7月18日、中1週で迎えた43戦目は、サンデーナイト賞（大井ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で鷹見浩騎手（2戦0勝）。14頭立ての13番人気で13番ゲートからスタート。13着に終わった。
7月30日、中1週で迎えた44戦目は、森下博騎手を鞍上に迎えて、ドラマチックナイト賞（大井ダート1800m 雨/稍重）に出走。14頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。8着に終わった。
8月12日、中1週で迎えた45戦目は、一般B2 B3（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で森下博騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。10着に終わった。
8月28日、中1週で迎えた46戦目は、リゲル賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で森下博騎手（2戦0勝）。13頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。12着に終わった。
9月9日、中1週で迎えた47戦目は、一般B1 B2（大井ダート1600m 内回り 曇/重）に出走。鞍上は鷹見浩騎手（3戦0勝）。10頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。7着に終わった。
9月25日、中1週で迎えた48戦目は、リエンダ賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で鷹見浩騎手（4戦0勝）。11頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。4着を確保した。
10月8日、中1週で迎えた49戦目は、高橋三郎騎手を鞍上に迎えて、ブルーサファイア賞（大井ダート1800m 雨/重）に出走。14頭立ての14番人気で13番ゲートからスタート。13着に終わった。
10月26日、中2週で迎えた50戦目は、小安和也騎手を鞍上に迎えて、一般B1 B2（大井ダート1200m 晴/良）に出走。9頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。9着に終わった。
11月11日、中1週で迎えた51戦目は、一般B2二（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で小安和也騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。8着に終わった。
11月30日、中2週で迎えた52戦目は、一般B2二（大井ダート1600m 内回り 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小安和也騎手（2戦0勝）。10頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。10着に終わった。
12月8日、連闘で迎えた53戦目は、一般B2二（大井ダート1600m 内回り 雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で小安和也騎手（3戦0勝）。8頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。6着に終わった。