ボヘミアンリリー（1993年生、母ユーコーラプソデイ）

ボヘミアンリリー（1993年5月25日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は芦毛。種牡馬のランズダーン（当時13歳）と交配したユーコーラプソデイが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は青森県、生産者は（有）荒谷牧場。戦績は、中央平地12戦0勝、地方4戦1勝2着2回。主な勝ち鞍は1996年のマルチスウェット特別。

経歴

デビュー前

伊藤竹男厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1995年）

7月9日、デビュー戦は吉永護騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は428kg。11頭立ての9番人気で大外11番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では伸びを欠き11着に終わった。

7月16日、連闘で馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、3歳新馬（札幌芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で吉永護騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず9着に終わった。

11月12日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から12kg戻して迎えた3戦目は、田面木博公騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に出走。13頭立ての9番人気で大外13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚色が鈍り10着に終わった。

11月25日、中1週で迎えた4戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は吉永護騎手（2戦0勝）。14頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚にキレが無く9着に終わった。

12月16日、中2週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は田面木博公騎手（1戦0勝）。15頭立ての10番人気で大外15番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張り、3着を確保した。

3歳（1996年）

1月6日、中2週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田面木博公騎手（2戦0勝）。14頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後は力尽きて12着に敗れた。

1月20日、中1週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（東京ダート1400m 雪/重）に出走。鞍上は3戦連続で田面木博公騎手（3戦0勝）。14頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では天資の勝負根性でゴールまで力戦し、5着を確保した。

2月3日、中1週で迎えた8戦目は、4歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で田面木博公騎手（4戦0勝）。11頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

2月17日、中1週で迎えた9戦目は、4歳未勝利（東京ダート1400m 雪/良）に出走。鞍上は5戦連続で田面木博公騎手（5戦0勝）。14頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では脚が残っておらず10着に敗れた。

3月12日、中2週で迎えた10戦目は、佐々木竹見騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のマルチフェイス特別（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったファインガッツから2馬身半差の2着に敗北した。

4月3日、中2週で迎えた11戦目は、小野次郎騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のマルチファイター特別（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったウメノリュウジンから5馬身差の2着に敗北した。

4月13日、中0週で迎えた12戦目は、4歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小野次郎騎手（1戦0勝）。15頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線ではいいところがなく6着に敗れた。

5月8日、中3週で迎えた13戦目は、3歳戦のマルチスウェット特別（浦和ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で小野次郎騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のジュディソリティアに4馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

6月1日、中2週で迎えた14戦目は、牝馬限定の4歳500万下（中京ダート1700m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は吉永護騎手（3戦0勝）。10頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では伸びを欠き8着に終わった。

6月15日、中1週で迎えた15戦目は、4歳500万下のアマリリス賞（中山ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で吉永護騎手（4戦0勝）。8頭立ての8番人気で大外8番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず7着に終わった。

7月8日、中2週で迎えた16戦目は、マルチトップ特別（浦和ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は佐々木竹見騎手（1戦0勝）。11頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。6着に終わった。