キョウシンセイコー（1985年生、母テスコセンプー）

キョウシンセイコー（1985年4月12日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のハイセイコー（当時15歳）と交配したテスコセンプーが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）チェスナットファーム。戦績は、中央平地9戦0勝、地方34戦8勝2着4回。主な勝ち鞍は1989年のスイレン特別(A2 B1)。

経歴

デビュー前

平石四郎厩舎（宇都宮）へ入厩。

2歳（1987年）

9月6日、デビュー戦は今平弥騎手を鞍上に据えて、3歳（宇都宮ダート800m 晴/重）に出走。馬体重は480kg。8頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。8着に終わった。

9月26日、中2週で迎えた2戦目は、大島計彦騎手を鞍上に迎えて、3歳（宇都宮ダート800m 雨/不良）に出走。7頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったフアーストセイザンから7馬身差の2着に敗北した。

10月5日、連闘で迎えた3戦目は、3歳（宇都宮ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大島計彦騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。10着に終わった。

11月18日、中5週で迎えた4戦目は、福田三郎騎手を鞍上に迎えて、3歳（足利ダート1400m 晴/良）に出走。7頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のロードアサヒをクビ差制して初勝利を挙げた。

12月17日、中3週で馬体重を前走から17kg増やして迎えた5戦目は、3歳（足利ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で福田三郎騎手（1戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。3着に終わった。

3歳（1988年）

1月20日、中4週で馬体重を前走から16kg絞って迎えた6戦目は、4歳（足利ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で福田三郎騎手（2戦1勝）。7頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。4着に敗れた。

2月9日、中2週で迎えた7戦目は、4歳（足利ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で福田三郎騎手（3戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のシオノマンハツタンに1馬身の差をつけて2勝目をマークした。

3月8日、中3週で迎えた8戦目は、4歳（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で福田三郎騎手（4戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。6着に敗れた。

3月15日、連闘で馬体重を前走から10kg減らして迎えた9戦目は、4歳（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で福田三郎騎手（5戦2勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のナカノフイツクスをハナ差制して優勝

4月7日、中2週で迎えた10戦目は、4歳（宇都宮ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で福田三郎騎手（6戦3勝）。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったアサヒプレスからクビ差の2着となった。

4月22日、中1週で迎えた11戦目は、青木秀之騎手を鞍上に迎えて、4歳（足利ダート1400m 曇/良）に出走。6頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。4着に終わった。

5月3日、中1週で迎えた12戦目は、小野三夫騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の北関東さつき賞（宇都宮ダート1900m 晴/良）に出走。12頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。12着に終わった。

5月12日、連闘で迎えた13戦目は、4歳（宇都宮ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は福田三郎騎手（7戦3勝）。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月1日、中2週で迎えた14戦目は、日下部一二三騎手を鞍上に迎えて、4歳（足利ダート1400m 曇/良）に出走。8頭立ての6番人気で大外8番ゲートからスタート。4着に終わった。

6月15日、中1週で迎えた15戦目は、4歳（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は福田三郎騎手（8戦3勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月29日、中1週で迎えた16戦目は、4歳（宇都宮ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で福田三郎騎手（9戦3勝）。7頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。3着に敗れた。

7月20日、中2週で迎えた17戦目は、4歳（足利ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は小野三夫騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。6着に敗れた。

7月31日、中1週で迎えた18戦目は、4歳（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は福田三郎騎手（10戦3勝）。7頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。7着に敗れた。

9月4日、中4週で迎えた19戦目は、3歳戦の北関東オークス（宇都宮ダート1900m 雨/不良）に出走。鞍上は日下部一二三騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。4着を確保した。

10月6日、中4週で迎えた20戦目は、一般C1（宇都宮ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で日下部一二三騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のモミジマツクスに2馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

11月3日、中3週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた21戦目は、3歳戦のしもつけ菊花賞（宇都宮ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で日下部一二三騎手（3戦1勝）。12頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。5着に終わった。

11月26日、中2週で迎えた22戦目は、一般B3（宇都宮ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で日下部一二三騎手（4戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のキタノジヨウオーをクビ差制して勝利を手中に収めた。

12月3日、連闘で迎えた23戦目は、一般B3（宇都宮ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で日下部一二三騎手（5戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。5着に敗れた。

12月25日、中2週で迎えた24戦目は、クリスマス特別（宇都宮ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で日下部一二三騎手（6戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のホシノテングに5馬身の差をつけて制した。

4歳（1989年）

1月5日、中1週で迎えた25戦目は、ニューイヤーカップ特別（宇都宮ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で日下部一二三騎手（7戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のホシノテングをアタマ差制して7勝目をゲットした。

2月3日、中3週で迎えた26戦目は、一般B1（宇都宮ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で日下部一二三騎手（8戦4勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。4着に敗れた。

2月13日、中0週で迎えた27戦目は、一般B1（宇都宮ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で日下部一二三騎手（9戦4勝）。7頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。3着に敗れた。

3月10日、中3週で迎えた28戦目は、一般B1（足利ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で日下部一二三騎手（10戦4勝）。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったシヤインローラから4馬身差の2着となった。

3月28日、中2週で迎えた29戦目は、一般A2 B1（宇都宮ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は11戦連続で日下部一二三騎手（11戦4勝）。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。9着に敗れた。

5月28日、中8週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた30戦目は、一般B1 B2（宇都宮ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は12戦連続で日下部一二三騎手（12戦4勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月13日、中1週で迎えた31戦目は、撫子特別（宇都宮ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で日下部一二三騎手（13戦4勝）。7頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったラマーレからハナ差の2着となった。

7月4日、中2週で迎えた32戦目は、月見草特別（宇都宮ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は14戦連続で日下部一二三騎手（14戦4勝）。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。4着に敗れた。

7月18日、中1週で迎えた33戦目は、川中子健二騎手を鞍上に迎えて、ホオズキ特別（宇都宮ダート1600m 曇/稍重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。3着に終わった。

8月22日、中4週で迎えた34戦目は、スイレン特別（宇都宮ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で川中子健二騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のマルサンゴールドに2馬身半の差をつけて8勝目を手にした。

10月21日、中8週で迎えた35戦目は、小迫次男騎手を鞍上に迎えて、4歳以上400万下の秋保特別（福島ダート1700m 晴/稍重）に出走。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では伸びが劣勢になり8着に敗れた。

11月19日、中3週で迎えた36戦目は、4歳以上400万下の福島放送賞（福島芝1800m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で小迫次男騎手（1戦0勝）。14頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では鋭い脚を使えず13着に終わった。

12月24日、中4週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた37戦目は、田村正光騎手を鞍上に迎えて、4歳以上400万下（中山ダート1800m 雨/良）に出走。16頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを11番手で通過。直線では末脚にキレが無く14着に終わった。

5歳（1990年）

1月28日、中4週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた38戦目は、5歳以上500万下（小倉芝1800m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は小迫次男騎手（2戦0勝）。16頭立ての14番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では切れ味のいい末脚を繰り出し、5着に入り込んだ。

2月11日、中1週で迎えた39戦目は、5歳以上500万下（小倉芝1800m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で小迫次男騎手（3戦0勝）。10頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では脚が残っておらず8着に終わった。

3月4日、中2週で迎えた40戦目は、塚越一弘騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。8頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず5着に終わった。

3月18日、中1週で迎えた41戦目は、5歳以上500万下（中京ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で塚越一弘騎手（1戦0勝）。11頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では天性の負けじ魂を発揮してゴールまで力闘し、4着に入り込んだ。

3月25日、連闘で迎えた42戦目は、牝馬限定の5歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で塚越一弘騎手（2戦0勝）。12頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、4着に入り込んだ。

4月22日、中3週で迎えた43戦目は、5歳以上500万下（福島ダート1700m 小雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で塚越一弘騎手（3戦0勝）。12頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚が振るわず6着に敗れた。