マウロカズマ（2015年生、母グランドメージャー）

マウロカズマ（2015年4月9日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「人名より＋冠名」。毛色は鹿毛。種牡馬のキングカメハメハ（当時14歳）と交配したグランドメージャーが12歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）三嶋牧場。主な勝ち鞍は2018年のチャレンジシリーズ(C2 22)。

経歴

デビュー前

西浦勝一厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2017年）

7月2日、デビュー戦はC.ルメール騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（函館芝1200m 曇/良）に出走。馬体重は440kg。10頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始6番手を追走。直線ではいい脚を見せられず8着に敗れた。

7月16日、中1週で迎えた2戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（函館芝1200m 雨/良）に出走。11頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では伸びが劣勢になり8着に敗れた。

3歳（2018年）

3月31日、約8か月半の休養明けで迎えた3戦目は、国分優作騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。15頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい14着に終わった。

4月22日、中2週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で国分優作騎手（1戦0勝）。16頭立ての14番人気で8番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず8着に終わった。

5月6日、中1週で迎えた5戦目は、古川吉洋騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1900m 晴/良）に出走。12頭立ての11番人気で大外12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではいい脚を見せられず10着に終わった。

6月15日、中5週で迎えた6戦目は、吉村智洋騎手を鞍上に迎えて、3歳C1一（園田ダート1230m 曇/稍重）に出走。11頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり1位タイの伸び脚を披露したが上位には届かず6着に敗れた。

7月26日、中5週で迎えた7戦目は、3歳以上C2（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉村智洋騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚色が鈍り9着に敗れた。

8月30日、中4週で迎えた8戦目は、下原理騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では速い脚を使えず9着に終わった。

9月30日、中3週で迎えた9戦目は、出水拓人騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1300m 雨/不良）に53kgの軽斤量で出走。9頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見せ場なく5着に終わった。

10月8日、連闘で迎えた10戦目は、3歳以上C2 31（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で出水拓人騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

10月13日、連闘で迎えた11戦目は、3歳以上C2 35（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で出水拓人騎手（2戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。先手を奪い、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では上々の伸びを見せたが、モンテガナールに3/4馬身交わされて2着に敗北した。

10月28日、中1週で迎えた12戦目は、3歳以上C2 21（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で出水拓人騎手（3戦0勝）。11頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では天賦の闘志でゴールまで勇戦したが、4着に終わった。

11月17日、中2週で迎えた13戦目は、チャレンジシリーズ（佐賀ダート1400m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は5戦連続で出水拓人騎手（4戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のホウオウユーミンに5馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

12月11日、中2週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた14戦目は、3歳以上C2 14（佐賀ダート1400m 雨/重）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は6戦連続で出水拓人騎手（5戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では決め手に欠いて9着に敗れた。

12月24日、中1週で迎えた15戦目は、3歳以上C2 38（佐賀ダート1400m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は7戦連続で出水拓人騎手（6戦1勝）。11頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず8着に終わった。

4歳（2019年）

1月5日、中1週で迎えた16戦目は、4歳以上C2 16（佐賀ダート1300m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は8戦連続で出水拓人騎手（7戦1勝）。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚にキレが無く4着に終わった。

1月19日、中1週で迎えた17戦目は、4歳以上C2 17（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で出水拓人騎手（8戦1勝）。7頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚色が鈍り6着に敗れた。

1月26日、連闘で迎えた18戦目は、4歳以上C2 38（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で出水拓人騎手（9戦1勝）。6頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、で集団を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを3番手で通過。直線ではいいところがなく5着に終わった。

2月5日、中0週で迎えた19戦目は、4歳以上C2 18（佐賀ダート1300m 晴/不良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は11戦連続で出水拓人騎手（10戦1勝）。8頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚が冴えず7着に終わった。

2月19日、中1週で迎えた20戦目は、4歳以上C2 19（佐賀ダート1300m 雨/不良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は12戦連続で出水拓人騎手（11戦1勝）。9頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず6着に終わった。

3月2日、中1週で迎えた21戦目は、4歳以上C2 18（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は13戦連続で出水拓人騎手（12戦1勝）。10頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず10着に終わった。

3月23日、中2週で迎えた22戦目は、4歳以上C2 18（佐賀ダート1400m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は14戦連続で出水拓人騎手（13戦1勝）。10頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く8着に終わった。

4月6日、中1週で迎えた23戦目は、4歳以上C2 16（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は15戦連続で出水拓人騎手（14戦1勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く7着に敗れた。

4月21日、中1週で迎えた24戦目は、チャレンジシリーズ（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は16戦連続で出水拓人騎手（15戦1勝）。7頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、で馬群を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では末脚を伸ばせず6着に敗れた。

4月27日、連闘で迎えた25戦目は、4歳以上C2 29（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は17戦連続で出水拓人騎手（16戦1勝）。7頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず7着に終わった。

5月4日、連闘で迎えた26戦目は、4歳以上C2 19（佐賀ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は18戦連続で出水拓人騎手（17戦1勝）。9頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。競走中止となった。