エーシンフルマーク（2009年生、母エイシンレマーズ）

エーシンフルマーク（2009年4月15日）は、日本の競走馬。馬名の意味は「冠名＋満点」。毛色は栗毛。種牡馬のデュランダル（当時10歳）と交配したエイシンレマーズが14歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は栄進牧場。戦績は、中央平地10戦1勝、中央障害1戦0勝、地方23戦0勝。主な勝ち鞍は2011年の2歳新馬。

経歴

デビュー前

坂口正則厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2011年）

11月19日、デビュー戦は川田将雅騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（京都芝1600m 雨/不良）に出走。馬体重は478kg。17頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。ハナを奪い、緩いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮烈な末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のジェンティルドンナに2馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

12月4日、中1週で迎えた2戦目は、2歳500万下の千両賞（阪神芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で川田将雅騎手（1戦1勝）。11頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、些か速いペースで集団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は一杯になって10着に敗れた。

3歳（2012年）

7月28日、約8か月の休み明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた3戦目は、小牧太騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の伊万里特別（小倉芝1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では上がり1位タイの末脚を繰り出したが上位には割り込めず6着に敗れた。

8月5日、連闘で迎えた4戦目は、川須栄彦騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の小郡特別（小倉芝1200m 晴/良）に出走。17頭立ての2番人気に推されて大外17番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後はバテてしまい14着に敗れた。

4歳（2013年）

1月20日、約5か月半の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた5戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京芝1600m 晴/良）に出走。16頭立ての11番人気で15番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。最後は脚色が鈍り16着に終わった。

9月7日、約7か月半の休養明けで馬体重を前走から8kg絞って迎えた6戦目は、3歳以上500万下の南港特別（阪神芝1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は小牧太騎手（1戦0勝）。18頭立ての10番人気で17番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。最後は減速してしまい18着に終わった。

5歳（2014年）

3月2日、約6か月の休養明けで迎えた7戦目は、高倉稜騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（小倉芝1200m 曇/良）に出走。18頭立ての17番人気で15番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後はバテてしまい13着に終わった。

3月16日、中1週で迎えた8戦目は、4歳以上500万下（阪神芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は川須栄彦騎手（1戦0勝）。16頭立ての14番人気で4番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、平均的なペースで集団を引っ張る。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。最後は力尽きて15着に終わった。

4月20日、中4週で迎えた9戦目は、西谷誠騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（福島障害芝2750m 晴/良）に出走。14頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。競走中止となった。

10月12日、約6か月の休養明けで迎えた10戦目は、太宰啓介騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（京都芝1600m 外回り晴/良）に出走。18頭立ての17番人気で15番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後は脚を失くしてしまい18着に終わった。

11月15日、中4週で迎えた11戦目は、津村明秀騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（福島芝1200m 曇/良）に出走。16頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では末脚に勢いがなく16着に終わった。

6歳（2015年）

1月3日、中6週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた12戦目は、大山真吾騎手を鞍上に迎えて、ふりーじあ賞（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。12頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始12番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい11着に終わった。

1月23日、中2週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた13戦目は、島崎和也騎手を鞍上に迎えて、一般C13（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。8頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びを欠き6着に終わった。

2月3日、中1週で迎えた14戦目は、一般C14（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で島崎和也騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい7着に敗れた。

2月16日、中1週で迎えた15戦目は、一般C14（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で島崎和也騎手（2戦0勝）。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。最後はスピードが落ちてしまい8着に終わった。

3月3日、中1週で迎えた16戦目は、一般C10（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で島崎和也騎手（3戦0勝）。10頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では末脚に勢いがなく9着に終わった。

3月16日、中1週で迎えた17戦目は、森島貴之騎手を鞍上に迎えて、一般C12（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。8頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線ではいいところがなく8着に終わった。

4月3日、中2週で迎えた18戦目は、一般C12（笠松ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で森島貴之騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では余力が残っておらず8着に終わった。

4月17日、中1週で迎えた19戦目は、一般C9（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は島崎和也騎手（4戦0勝）。8頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚を伸ばせず7着に終わった。

4月27日、中0週で迎えた20戦目は、一般C10（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で島崎和也騎手（5戦0勝）。8頭立ての8番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線ではいいところがなく8着に終わった。

5月15日、中2週で迎えた21戦目は、山下雅之騎手を鞍上に迎えて、一般C11（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり9着に終わった。

5月29日、中1週で迎えた22戦目は、一般C12（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は島崎和也騎手（6戦0勝）。7頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず7着に終わった。

6月18日、中2週で迎えた23戦目は、上光亮誕生日記念（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で島崎和也騎手（7戦0勝）。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では伸びが鈍く8着に敗れた。

7月3日、中1週で迎えた24戦目は、一般C13（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は山下雅之騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では切れる脚を使えず8着に終わった。

7月9日、連闘で迎えた25戦目は、一般C11（名古屋ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は島崎和也騎手（8戦0勝）。9頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず8着に終わった。

7月31日、中2週で迎えた26戦目は、一般C12（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で島崎和也騎手（9戦0勝）。9頭立ての8番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい8着に終わった。

8月14日、中1週で迎えた27戦目は、千田洋騎手を鞍上に迎えて、咲ちゃん敬くん幸せになろう記念（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。8頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では末脚を伸ばせず8着に終わった。

9月4日、中2週で迎えた28戦目は、大原浩司騎手を鞍上に迎えて、一般C12（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。9頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では末脚を伸ばせず8着に終わった。

9月22日、中2週で迎えた29戦目は、藤田玄己騎手を鞍上に迎えて、グリーンch開局20周年記念（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい9着に終わった。

10月2日、中0週で迎えた30戦目は、日本ベンダーネット杯（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は島崎和也騎手（10戦0勝）。7頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず7着に終わった。

10月15日、中1週で迎えた31戦目は、一般C12（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は森島貴之騎手（2戦0勝）。9頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり9着に終わった。

10月30日、中1週で迎えた32戦目は、一般C12 15（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は島崎和也騎手（11戦0勝）。8頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では今一つ伸び切れず7着に終わった。

11月13日、中1週で迎えた33戦目は、一般C12 15（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は森島貴之騎手（3戦0勝）。9頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず9着に終わった。

11月26日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた34戦目は、翔馬2歳誕生日記念（笠松ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は山下雅之騎手（2戦0勝）。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず9着に終わった。