アンドゥーリル（2023年生、母アンドラステ）

アンドゥーリル（2023年2月6日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「物語に登場する『西方の焔』を意味する剣の名」。毛色は青鹿毛。種牡馬のサートゥルナーリア（当時7歳）と交配したアンドラステが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道白老郡白老町、生産者は(有)社台コーポレーション白老ファーム。2025年のアイビーステークス(オープン)に勝利するなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

中内田充正厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2025年）

6月7日、デビュー戦は藤岡佑介騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神芝1600m 外回り曇/良）に出走。馬体重は456kg。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したチュウワカーネギーに3/4馬身届かず2着となった。

8月10日、中8週で迎えた2戦目は、荻野極騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中京芝1600m 曇/良）に出走。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のレディーゴールに5馬身の差をつけて未勝利勝ちを決めた。

10月18日、中9週で迎えた3戦目は、川田将雅騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンのアイビーステークス（東京芝1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。7頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のアートバーゼルに1馬身の差をつけて2勝目を手中に収めた。