イドメネオ（1999年生、母ハイラス）

イドメネオ（1999年3月13日）は、日本の競走馬。馬名の意味は「モーツァルトのオペラより」。毛色は鹿毛。種牡馬のコマンダーインチーフ（当時9歳）と交配したハイラスが15歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は早田牧場新冠支場。戦績は、中央平地2戦0勝、中央障害1戦0勝、地方5戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2003年の一般C2。

経歴

デビュー前

大久保正陽厩舎（栗東）へ入厩。

4歳（2003年）

1月18日、デビュー戦は古川吉洋騎手を鞍上に据えて、4歳以上500万下（小倉ダート1700m 曇/良）に出走。馬体重は460kg。15頭立ての15番人気で4番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを13番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く14着に終わった。

2月2日、中1週で迎えた2戦目は、4歳以上500万下（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で古川吉洋騎手（1戦0勝）。15頭立ての15番人気で10番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線では決め手が足りず15着に終わった。

4月20日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から14kg減らして迎えた3戦目は、三浦堅治騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 小雨）に出走。13頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。11着に終わった。

6月4日、中5週で馬体重を前走からさらに12kg減らして迎えた4戦目は、杉村一樹騎手を鞍上に迎えて、一般C2（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のマダムカサブランカに5馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

5歳（2004年）

7月27日、約14か月の休み明けで馬体重を前走から29kg戻して迎えた5戦目は、木村健騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C8-3（園田ダート1400m 晴/良）に出走。6頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では切れる脚を使えず4着に敗れた。

8月5日、連闘で迎えた6戦目は、4歳以上C9-1（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で木村健騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では見せ場を作れず5着に敗れた。

8月17日、中1週で迎えた7戦目は、4歳以上C9-1（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で木村健騎手（2戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ハクバエンジェルにハナ差交わされて2着に甘んじた。

9月2日、中1週で迎えた8戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C8-3（姫路ダート1400m 小雨/重）に出走。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では鋭い脚を使えず5着に敗れた。