フォーハンズプレイ（2017年生、母ピュアオパール）

Four Hands Play

2017.03.29

フォーハンズプレイ（2017年3月29日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「ピアノで二人一緒に弾くやり方、連弾」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のジャスタウェイ（当時8歳）と交配したピュアオパールが10歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道勇払郡むかわ町、生産者は上水牧場。主な勝ち鞍は2020年の一般C2九。

経歴

デビュー前

1歳のとき、ユートピア牧場から「北海道セレクションセールサラブレッド1歳」に上場され、松嶋良治によって2,160万円で落札された。

武井亮厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2019年）

6月30日、デビュー戦は武豊騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（福島芝1800m 雨/不良）に出走。馬体重は444kg。15頭立ての8番人気で13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい9着に敗れた。

9月15日、約2か月半の間隔を開けて迎えた2戦目は、菅原明良騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中山芝1800m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。15頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は一杯になって12着に終わった。

11月16日、中8週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（福島芝1800m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で菅原明良騎手（1戦0勝）。16頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず12着に終わった。

12月8日、中2週で迎えた4戦目は、2歳未勝利（中山ダート1800m 晴/稍重）に52kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は3戦連続で菅原明良騎手（2戦0勝）。16頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が衰えて8着に終わった。

3歳（2020年）

4月12日、約4か月の休養明けで迎えた5戦目は、原優介騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島ダート1700m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。15頭立ての7番人気で14番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では見せ場を作れず11着に敗れた。

4月26日、中1週で迎えた6戦目は、津村明秀騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝1400m 晴/良）に出走。18頭立ての15番人気で11番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では見せ場なく14着に終わった。

5月10日、中1週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1200m 小雨/稍重）に53kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は原優介騎手（1戦0勝）。15頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では目立つような脚を使えず8着に終わった。

6月27日、中6週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（東京ダート1300m 曇/稍重）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で原優介騎手（2戦0勝）。16頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。最後は力尽きて14着に終わった。

8月23日、中7週で迎えた9戦目は、斎藤新騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。15頭立ての14番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚を伸ばせず7着に終わった。

10月10日、中6週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた10戦目は、鈴木祐騎手を鞍上に迎えて、一般C2十一（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のヘニービュットに約11馬身の大差をつけて待望の初勝利を挙げた。

10月31日、中2週で迎えた11戦目は、一般C2九（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で鈴木祐騎手（1戦1勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のビオロンスコッツをアタマ差振り切って圧倒的支持に応えた。

12月14日、中5週で迎えた12戦目は、一般C2五（水沢ダート1400m 小雪/重）に出走。鞍上は3戦連続で鈴木祐騎手（2戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。端を奪う形となり、で馬群を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線ではしぶとく伸び続けたが、ベッサラビアに交わされて1馬身1/4差の2着に敗北した。

4歳（2021年）

3月27日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から11kg増やして迎えた13戦目は、一般C1五（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で鈴木祐騎手（3戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では伸びが甘くなり、4着に終わった。

4月12日、中1週で迎えた14戦目は、一般C1五（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で鈴木祐騎手（4戦2勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて9番ゲートからスタート。先頭に立ち、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では矢のような伸びを見せたが、ドリームセンスに半馬身交わされて2着に敗北した。

4月27日、中1週で迎えた15戦目は、村上忍騎手を鞍上に迎えて、一般C1三（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。7頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、粘りを欠いて3着に沈んだ。

5月10日、中1週で迎えた16戦目は、ハイドランジア賞（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は鈴木祐騎手（5戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では最後まで息が続かず6着に敗れた。

5月23日、中1週で迎えた17戦目は、プルメリア賞（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で鈴木祐騎手（6戦2勝）。12頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後は脚を失くしてしまい8着に敗れた。

6月7日、中1週で迎えた18戦目は、リューココリネ賞（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で鈴木祐騎手（7戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く5着に敗れた。

6月22日、中1週で迎えた19戦目は、種山高原賞（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で鈴木祐騎手（8戦2勝）。7頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず3着に終わった。

12月5日、約5か月半の休養明けで迎えた20戦目は、一般C1八（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で鈴木祐騎手（9戦2勝）。11頭立ての3番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

デビュー前

1歳のとき、ユートピア牧場から「北海道セレクションセールサラブレッド1歳」に上場され、松嶋良治によって2,160万円で落札された。

櫻田康二厩舎（岩手）へ入厩。

デビュー前

1歳のとき、ユートピア牧場から「北海道セレクションセールサラブレッド1歳」に上場され、松嶋良治によって2,160万円で落札された。

櫻田康二厩舎（岩手）へ入厩。

5歳（2022年）

3月11日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から27kg増やして迎えた21戦目は、映える田舎 大船渡（水沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で鈴木祐騎手（10戦2勝）。12頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では鋭い脚を使えず8着に終わった。

3月22日、中1週で迎えた22戦目は、一般B2（水沢ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は村上忍騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天稟の負けじ魂を発揮してゴールまで力走したが、3着に終わった。

4月5日、中1週で迎えた23戦目は、一般B2（水沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で村上忍騎手（2戦0勝）。11頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず5着に終わった。

4月18日、中1週で迎えた24戦目は、一般B2（水沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で村上忍騎手（3戦0勝）。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では脚が残っておらず5着に終わった。

5月2日、中1週で迎えた25戦目は、一般B2（水沢ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で村上忍騎手（4戦0勝）。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず6着に終わった。