ダイワグラディウス（2003年生、母アトムプリンセス）

ダイワグラディウス（2003年4月7日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋ローマ帝国兵の短剣」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のサクラバクシンオー（当時14歳）と交配したアトムプリンセスが24歳のときに産んだ12番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（有）大塚牧場。戦績は、中央平地10戦1勝、中央障害1戦0勝、地方29戦0勝。主な勝ち鞍は2006年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

増沢末夫厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2006年）

1月5日、デビュー戦は北村宏司騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山ダート1200m 曇/良）に出走。馬体重は486kg。16頭立ての1番人気に推されて13番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は脚勢が鈍り10着に敗れた。

1月23日、中2週で迎えた2戦目は、吉田隼人騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/不良）に53kgの軽斤量で出走。16頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は脚色が鈍り16着に敗れた。

8月12日、約6か月半の休み明けで迎えた3戦目は、中舘英二騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝1000m 曇/不良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のフジマサゴールドに2馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

9月3日、中2週で迎えた4戦目は、3歳以上500万下（新潟芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で中舘英二騎手（1戦1勝）。16頭立ての3番人気に推されて13番ゲートからスタート。12着に敗れた。

4歳（2007年）

3月3日、約6か月の休み明けで迎えた5戦目は、鈴来直人騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の鞍ケ池特別（中京芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。最後はガス欠状態になり16着に敗れた。

6月17日、約3か月半の休養明けで迎えた6戦目は、田中勝春騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（福島芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。ハナを切り、激烈なハイペースで集団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が悪くなり16着に終わった。

7月22日、中4週で迎えた7戦目は、菊沢隆徳騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（函館芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての15番人気で11番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。最後は脚色が衰えて16着に終わった。

10月28日、約3か月半の休養明けで迎えた8戦目は、山本康志騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 晴）に出走。14頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。競走中止となった。

11月11日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた9戦目は、佐藤聖也騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（福島ダート1700m 小雨/重）に54kgの軽斤量で出走。15頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、ミドルペースでレースを牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚勢が鈍り13着に終わった。

11月24日、中1週で迎えた10戦目は、3歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で佐藤聖也騎手（1戦0勝）。11頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず11着に終わった。

12月15日、中2週で迎えた11戦目は、西田雄一郎騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（中京ダート1000m 晴/稍重）に出走。16頭立ての15番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では末脚が振るわず15着に終わった。

5歳（2008年）

2月4日、中6週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた12戦目は、大畑雅章騎手を鞍上に迎えて、一般B4（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。端に立つ形となり、で馬群を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後はバテてしまい10着に敗れた。

2月11日、連闘で迎えた13戦目は、清家義徳騎手を鞍上に迎えて、旨い!卵かけご飯推進記念（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚勢がやや衰え、3着に終わった。

2月18日、連闘で迎えた14戦目は、一般B4（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は大畑雅章騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではもうひと伸びが足りず、3着に終わった。

3月4日、中1週で迎えた15戦目は、一般B4（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大畑雅章騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天稟の闘争本能でゴールまで力走したが、3着に終わった。

3月10日、連闘で迎えた16戦目は、一般B5（笠松ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で大畑雅章騎手（3戦0勝）。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、で一団を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では決め手が足りず8着に敗れた。

3月18日、連闘で迎えた17戦目は、一般B4（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で大畑雅章騎手（4戦0勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では力強い脚運びでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

4月2日、中1週で迎えた18戦目は、淡墨桜特別（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で大畑雅章騎手（5戦0勝）。9頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では決め手に欠いて6着に終わった。

4月10日、連闘で迎えた19戦目は、卯月特別（名古屋ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で大畑雅章騎手（6戦0勝）。10頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線ではいいところがなく8着に終わった。

4月17日、連闘で迎えた20戦目は、春がすみ特別（名古屋ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は7戦連続で大畑雅章騎手（7戦0勝）。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は失速してしまい10着に終わった。

5月1日、中1週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた21戦目は、佐藤友則騎手を鞍上に迎えて、ジョッキーグランプリ競走（名古屋ダート1800m 曇/良）に出走。12頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では末脚がパッとせず9着に終わった。

5月7日、連闘で馬体重を前走から13kg絞って迎えた22戦目は、一般B6（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は大畑雅章騎手（8戦0勝）。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では脚を伸ばせず8着に終わった。

5月22日、中1週で迎えた23戦目は、一般B7（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大畑雅章騎手（9戦0勝）。10頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では余力が残っておらず9着に終わった。

5月28日、連闘で迎えた24戦目は、一般B7（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で大畑雅章騎手（10戦0勝）。6頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい6着に終わった。

6月5日、連闘で迎えた25戦目は、持原大志騎手を鞍上に迎えて、一般B7（名古屋ダート1600m 曇/重）に出走。10頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、で集団を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線ではいいところがなく8着に終わった。

10月24日、約4か月半の休み明けで迎えた26戦目は、一般C2（名古屋ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は大畑雅章騎手（11戦0勝）。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く9着に終わった。

6歳（2009年）

4月17日、約6か月の休養明けで馬体重を前走から15kg増やして迎えた27戦目は、一般C6（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で大畑雅章騎手（12戦0勝）。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では見せ場を作れず10着に終わった。

5月21日、中4週で馬体重を前走から11kg絞って迎えた28戦目は、一般C7（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で大畑雅章騎手（13戦0勝）。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では鋭い脚を使えず10着に敗れた。

5月28日、連闘で迎えた29戦目は、一般C5（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で大畑雅章騎手（14戦0勝）。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい8着に終わった。

6月4日、連闘で迎えた30戦目は、阪野学騎手を鞍上に迎えて、一般C6（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では伸びが劣勢になり9着に終わった。

6月18日、中1週で迎えた31戦目は、一般C5（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は大畑雅章騎手（15戦0勝）。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では末脚にキレが無く9着に終わった。

7月8日、中2週で迎えた32戦目は、一般C10（名古屋ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は持原大志騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は脚が止まってしまい9着に終わった。

7月22日、中1週で迎えた33戦目は、一般C8（笠松ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は阪野学騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では脚が残っておらず9着に終わった。

8月13日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた34戦目は、一般C8（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で阪野学騎手（2戦0勝）。10頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では見所を作れず7着に終わった。

8月19日、連闘で迎えた35戦目は、一般C6（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で阪野学騎手（3戦0勝）。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では全く伸びず9着に終わった。

8月27日、連闘で迎えた36戦目は、一般C6（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は持原大志騎手（2戦0勝）。9頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では見せ場なく9着に終わった。

9月2日、連闘で迎えた37戦目は、一般C5（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は清家義徳騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では決め手に欠いて10着に終わった。

9月17日、中1週で迎えた38戦目は、一般C6（名古屋ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は持原大志騎手（3戦0勝）。10頭立ての9番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では伸びが劣勢になり10着に終わった。

10月1日、中1週で迎えた39戦目は、一般C6（名古屋ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で持原大志騎手（4戦0勝）。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では伸びが鈍く10着に終わった。

10月7日、連闘で迎えた40戦目は、一般C5（笠松ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で持原大志騎手（5戦0勝）。10頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず10着に終わった。